小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

真夜中につながった

2021年05月18日 | エッセイ・コラム

ワクチン接種の予約はほとんど諦めかけていた(24時間アクセスできるとは思わなかった)。昨夜、日が変わる10分ほど前、登録画面にアクセスしメールアドレスと連絡先を打ち込んだ。それから予約ボタンをチェックしたら、見たことのない画面が現れた。2時間ほど前に同じことをやった時は、「アクセスが混みあっています」のエラー表示がでた。

今回は、接種会場と日時、それに予約残数が記されている。やった! と思った。頁をめくりながら目当ての病院、希望日時を探すのだが、これがけっこう時間がかかる。考えてみれば、スマホでアクセスする人が多いだろうから、小さい画面でも処理しやすいように作られている。パソコンの場合には、かなり違和感があり面倒くさい。

ともあれ、1回目の予約が済み、2回目は自動的に3週間後のスケジュールが表示され、空きのある時間帯に予約した。これはスムーズにできた。どれくらいの時間を費やしただろうか、アクセスして10分以上はかかっている。もし、これが昼間の時間帯だったら、サーバーにアクセスできなくなるだろう。もう少し簡単に選択できる工夫がほしかった。(大阪の大規模接種会場のそれは、開始30分ほどで予定数の2万5千件に達したという。予約システムのアルゴリズムが違うようだ)

 

東京都の場合、現在、23区内の65歳以上の高齢者が優先的に予約をしている。パソコンやスマホをもたない方は電話で申し込んでいるが、9時から午後8時までの時間帯で、どれぐらいの予約が達成されているだろうか。ニュースにもそうした比較や実績は報道されていない。

予約した上野の永寿総合病院は5月24日から接種を始めるので、小生は第3週目に入ってからということだ。1,2週目が満杯になるまでに、実質12時間以上かかっていることになる。これでは、スムーズな予約システムだとは言い難い。これから、予約できる対象者が増えていくことを考えると、一波乱、二波乱も起きそうな気がする。

 

蛇足)マスメディアが「架空の番号でも大規模接種会場に予約できることがわかった。迷惑になるので、絶対にやらないように」とお願いしていた。いたずら電話を誘発している報道にならないか? わざわざ知らせるメリットはあるのだろうか。

▲証拠を残そうと思い、スマホで写メした。予約受付の電子メールが来ていたことを本日知る。


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