小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

映画『聖なる犯罪者』を観た

2021年02月24日 | 芸術(映画・写真等含)
人を殺した青年は、聖職者になりうるのか。モーセの十戒を犯した罪人は、神の赦しを絶対に受けられないのか。 ドストエフスキーが考えたとしてもおかしくないテーマである。この小説のような事件というか出来事が、カトリック90%のキリスト教国ポーランドにおいて実際にあったという。『聖なる犯罪者』は、ヤン・コマサ監督のポーランド・フランスのドラマ映画で、海外の2019年映画祭では数々の賞を受賞した作品。 以 . . . 本文を読む