小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

桂花の香に誘われ

2020年10月08日 | 日記
  日暮里駅の谷中口を出ると、目の前に御殿坂がある。縄文時代からの台地が、上野の山から王子の飛鳥山へと、しっかり南北へと延びている。その台地へ向かう坂が、御殿坂と名づけられた。徳川の殿様がこの台地に立って、鷹狩りをしたらしいのだが・・。飛鳥山の台地には、将軍吉宗が桜を植林したことで有名だから、どこかの殿様がこの辺りで鷹狩りをしてもおかしくない。 先日、御殿坂を上っていると、なにや . . . 本文を読む