小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

宗介と悠介

2015年12月22日 | 本と雑誌
  雑誌「現代思想」の2016年1月臨時増刊号は「見田宗介=真木悠介」である。 彼が拓いてきた社会学は、世代を超えて注目されているだろうし、現実社会を深く照射している学知として、門外漢の私にとっても刺激的である。さて、この雑誌の巻頭に加藤典洋との対談が載っている。最近、「戦後入門」という加藤の分厚い新書を読んだこともあり、いつもは立ち読み程度で済ませていたのだが、「現代思想」を買って . . . 本文を読む