小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

過ぎ去ったことは戻すことはできない

2008年02月18日 | エッセイ・コラム
 とりあえず超高層ビルをなくす。すると景観が1960年代の前半になる。われわれの意識や世界観もその当時のものとなるだろう。 めちゃくちゃな話だろうか、と治ちゃんは訴える。超高層ビルなんか経済繁栄のシンボルに過ぎず、都市がもつ虚栄でしかない。 世界経済が行き詰まり、地球環境の温暖化が進むなか、日本が「進歩」という志向から「退歩」という途を選択するとどうなるか。少なくとも全世界が注目するだろう。 . . . 本文を読む