仕事でよく通る場所に、超絶グルマが鎮座しておりました その名は MAYBACH57(マイバッハ57)消費税抜き本体価格 ¥41,700,000- クルマのオーナーはショーファー付きの社長さんのようです 全幅2m+圧倒的オーラで横に並んでたセルシオがカローラにみえました 金持ちに不景気はないんですね
GENROQを愛読してるボクはこの手のクルマにはつい反応してしまいます ここ何年かでS600、AMG55シリーズ、アルピナB7、M5、M6、カイエン、RS6あたりのドイツ車が一斉に500馬力級エンジンを搭載しました その草分けでもあるマイバッハは、5,5LV12ツインターボで550馬力 車重は3トン弱、2000回転も回すと90kg台のトルクが発生します
"ムダの美学"としかいいようがありませんネ なぜV12にターボを付けようと思ったのか? 開発者の言葉を借りると、 「誰がイチバンなのかを分からせたかった」ということらしい 高速で遭遇したフェラーリ360モデナオーナー氏によると、中間加速では置いていかれるくらい速かったそうな・・・ ミリオネアたちを満足させるため、内装も豪華絢爛で後部座席は真横まで倒せるフルリクライニングシートを装備 シャンパンがすっぽり入る冷蔵庫にゴブレットが置けるカップホルダー、テーブル、液晶テレビ、オットマンなどなど
そんなわけで、近々マイバッハの購入を検討されてる方のために、購入までの流れを簡単に説明しておきましょう まず最寄りのメルセデス・ベンツ正規販売店に行って 「マイバッハください」と宣言します 販売店からダイムラー・クライスラー日本に連絡が入り、そして 「この人はマイバッハを所有するに足る資質か?」 という内部審査会議が行われ、 「糸山○太郎みたいなヤツには売るのやめよう」 などという反対意見が出ると、たとえ億万長者であっても売ってもらえません 晴れて審査に合格するとマイバッハ専任の "PLM(パーソナル・リエゾン・マネージャー)" なる人物がどこからともなく現れ、ようやく商談に応じてくれます 内外装の色やオプションの組み合わせは220万通りあるので 十分吟味してください お支払いは"現金"か"小切手"のみ ローンは適用されませんのでご注意ください なおクルマの納車についてですが "納車の儀" なる恥ずかしいセレモニーの後、引き渡されます 購入後のアフターサービスは万全で 初回車検と向こう4年間の修理代はすべて無料となっております この傲慢さは、ぜひともレクサス店に見習ってもらいたいものです |
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