錦岡の双葉三条通りのどん詰まりから国道36号線に出たところに太平洋戦争当時、米軍から受けた機銃掃射の弾痕が残っているサイロがあります 苫小牧空襲というやつですね | |
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戦時中この辺りから勇払にかけての太平洋岸には多くの防御陣地があり、今でもあちこちにトーチカの遺構が残されています 戦争遺跡は興味あるテーマなのでまたの機会にでも・・・ | |
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続いて向かったのは樽前ガロー ガローって何?といつも国道の看板を見て思っていたので実物を見に行ってきました 国道36号線を白老方向に進むと「樽前ガロー」入り口の看板 しばらく進むと「樽前ガロー地区」と言う立て看板が点在しています 小さな橋があったのでセローを停めて上から下を覗いてみました 想像を絶する深さ! 看板の能書きを読むとガローとは「切り立った崖」という意味らしい | |
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深い溝の中を轟音をたてて水が流れています これはけっこうすごい眺めでした 美笛の方に「苔の洞門」というのがありますが、あれに水が流れている感じといえばお分かりいただけるでしょうか 樽前山の周辺は奇怪な地形が多いですね ひとりで行くのはちょっと怖いですがここまで来たら社台滝行ってみたいと思います | |
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樽前ガローの突き当たりから林道が始まり、そのまま社台滝に上って行く林道に繋がっています 分岐が多いのでこの場合ガーミンのGPSがあれば最高なんですが、ボクが持ってる装備といえば紙の地図とセロー標準装備のワイヤー式トリップメーターのみw 実は盆栽Rさんたちの社台滝ツーのレポートでかなり興味をそそられてました まずは最初の分岐でトリップを0に戻します 道は悪路ですが割とフラットダートで走りやすいかも トリップを確認しながら進むと最初の大きな二股の分岐が現れました セローのトリップなかなか正確w 順調に進んで予定の距離数になりましたが社台滝へ曲がる場所がいまいちよくわかりません ここで携帯(スマートホン)にグーグルマップが付いてることを思い出しました 確かGPS内蔵のはずです さっそく現在地検索をかけました 現在地が矢印で表示されましたが、地図が出てきません 縮尺を変えて確認するとグーグルの地図データベースには社台滝に通じる道が載ってません! ここで慌てず地図表示から航空写真レイヤーに切替 川の蛇行と滝の位置まで確認できました んー道具として使える(笑) 少し来過ぎていることが分かったのでひとつ手前の分岐まで戻って曲がってみました 少し行くと駐車スペースのようなところがあって行き止まり タイヤの跡と足跡の数からみてここに間違いなさそうです しかしよく足跡を見ると人間のものではありません
シカの足跡でした!
またしても獣のテリトリーに入り込んでしまってるようです 熊もどっかにいるハズ ↓ココから先はバイクを降りて歩くしかありません。 怖っ! | |
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言っておきますが一人です(汗、、) 誰ともすれ違ってないから多分この山に一人ぼっちだと思います(--; 草の倒れてる道を熊にビビリながら進むと道が行き止まりになり、この場所が社台滝の遠景を望む展望スペースになっていました↓ | |
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山の中にこんな滝が・・・すごい迫力 滝の落ち口に行くにはどうしたらいいんだろう?と少し悩みながらバイクのところに戻ると駐車スペースからもう1本細い道が伸びてました ↓今度は川に向かって険しい下りです | |
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水深は深くても20cmといったところでしょうか? ブーツのまま川の中を歩きます 少し上流に行けば有名なブルーホールが見れたのを後から知りました 静かな流れを下って行きます この先にホントに落差100mの滝口があるのか?と思うほどの穏やかな流れです しばらく行くとかすかに滝のような音が聞こえてきました 「いよいよだな・・・」 視界が開け、その先には空しか見えません↓ | |
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ついに社台滝到着です 凄い高さから滝が落ちています 高所恐怖症の人にはムリでしょう | |
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壮絶な景色を目に焼き付け、ふたたび林道を戻りました 途中エゾシカの親子が道路の真ん中に突っ立ってて避けてくれません 新しいパターンだなぁと思いながら至近距離まで寄るとようやく避けてくれました もしかしてこれを付けてたからかなぁ・・・ | |
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―END― |