珍方録

バイクと酒とジンギスカンをこよなく愛するブログ

M.H.Rの旅人

2006-07-23 | MotoGuzzi

久しぶりにGuzziを引っ張り出し厚田まで走ってきました
朝5時、家の前でテルミ管を炸裂させるのは少々気が引けるので幹線道路まで押して出て始動
同じ時刻、ご近所のノーマルCBR1000RR乗りの人は自宅前でゆっくり暖気して、そのままモーターのように出発していきました(羨ましいなァ・・・)

Guzziの空冷エンジンは完全に暖まって安定するまでに、けっこうな走行暖気が必要です
アイドリングが安定して軽やかに吹ける頃はもう石狩あたりにいます
今日の天気はどんよりしてますが、バイクはやたらと多いです
CB1300の元気な方と絡みながら厚田に到着
厚田PでドカのMHR(マイクヘイルウッドレプリカ)のおじさんと遭遇しました
神戸からのツーリングだそうで、これから宗谷に向かうとのことでした
関西弁バリバリおじさんのMHRは最終型(84年式)でセル付きのR1エンジン
新車から乗って現在10万キロ!だそうです
ほとんどトラブル無しとのことでした
カウルから覗くべベルの美しいエンジン、カンパニョーロのホイル、そしてコンチマフラーからのはじける音!
走り去る姿はカッコイイのひとことでした
イタ車で頑張る人を見たら妙に元気付けられます

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道東の旅~後編

2006-07-14 | ツーリング

今日はいよいよ根室です
キャンプの朝はなぜか早起きです
この日も午前4時に目が覚めてしまいました
もう外はとっくに明るくなっています
天気予報によると今日は一日曇りか雨とのこと
兜沼で話題になった"アンドーナツと牛乳"で朝食を摂りました
この喰い合わせで、走る距離がグ~ンと伸びるそうです(お試しあれ)
5時半に砂湯キャンプ場を出発!
弟子屈あたりでさっそく雨が降ってきました
道路のあちこちでツーリングライダーがバイクを停めてカッパを着ています
虹別のコンビニで休憩
平日の朝なので、仕事に向かうクルマやトラックが引っきりなしに訪れます
根釧台地を縦断する国道243号線のパイロット国道は見渡す限り草原です
なんて北海道らしい景色なんでしょーか
根室の街をすぎて約30㌔で納沙布岬です

北海道最東端の納沙布岬は北方領土(貝殻島)までわずか3,7Kmという距離で、日の出が日本一早い場所です
岬には高さ97mの平和の塔と、4島の架け橋をデザインした巨大モニュメントがあるだけで、コレといった感動は・・・ありません
半島を一周して根室に戻る途中、ノッカマップ岬というのどかな場所に小さな灯台があったので記念撮影(タイトル写真)
根室から厚岸にかけての道は雨に加え、濃霧がたちこめて視界最悪
途中、浜中のあたりで休憩していると赤いK-1を先頭にBMW軍団が大挙して根室に向かっていきました
雨など関係なくえらいハイスピードでした
どこのツーリングクラブでしょうか?
昼に釧路に着き、ソバを食べることにしました
昭和天皇が食べて"おかわり"したという、東家の総本店「竹老園」に向かいました
春採湖畔の由緒正しきソバ屋につくと、なんと定休日の看板が!
しかたないので近くにあった東家の分家の暖簾をくぐりました
旨いソバをいただきました

釧路からは太平洋沿いに浦幌~広尾方面を目指しました
ここまで来たら襟裳岬を制覇せねば!
このあとの天気はず~っと雨で、黄金道路では高波をモロにかぶりましたw
濃霧の襟裳岬で休憩
なんにも見えませ~ん
浦川~静内~新冠と過ぎ、苫小牧の沼ノ端まで一気に走りました
沼ノ端からは高速を使うことにしました
コンビニで腹ごしらえをし、一服してから道央道へ
雨の高速でもファンデューロは痛快です
札幌に近付くと、ようやく雨が上がりました
人もバイクもノートラブルで無事帰宅

4日間の総走行距離→2035km

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道東の旅~中編

2006-07-13 | ツーリング

サロマ湖・国設栄浦野営場"跡地"を出発して、まずは常呂町のホクレンで給油 
デカい道東地図と、緑の旗を頂きました
ここまでの燃費は23km/Lといったところ
青空の下、オホーツク海を見ながらのクルージングは快適
ダートを走って能取岬(道道網走公園線)に入ろうと思いましたが、トンネル工事のため8月まで通行止でした
国道39号線に入り、左に網走刑務所が見えてきました
駅前をすぎ、市内の商店街を抜け、国道244号線の海岸道路に出ました
広大なロケーションで涛沸湖~小清水原生花園と景勝地が目白押し
この先を行くと知床につづく道ですが、今月末にみんなとキャンプ予定なので温存することにしましたw
藻琴湖から内陸に入り、東藻琴でチーズ小僧(パイ饅頭)を買って牛乳で一服
この先の芝桜公園~藻琴峠は走り屋好みのワインディングで、屈斜路湖の裏側の展望台に出ます
屈斜路湖畔に着くと砂湯キャンプ場の雰囲気がすごく良かったので今晩はここに泊まることに決めました(根室は明日にしよう・・・)
まだ昼ですが早々にテントを張ってしまって荷物を中へ突っ込みました。
バイクはすぐ横に駐車可(^^
身軽になったエフロクのリアサスのプリロードを下げ、周辺散策に出発
まずは硫黄山でゆで卵とソフトクリームを食べ、摩周湖を見学

その後、めちゃめちゃ狭い津別峠を"鹿"に注意しながら越え、北見まで今夜の肉を買い出しに行きました
6年ぶりに訪れたT精肉店は個人的に贔屓にしてる店で、ここの牛サガリはかなりキテます
サガリのブロック肉から500g切り分けてもらい、豚ホルモンを600g、自家製付けダレを購入(このタレがまた絶品)
美幌峠を越えて砂湯に戻りました
晴れていれば大パノラマだったはずが、美幌峠は濃霧でした・・・
テントにクーラーバックを降ろし、TシャツとGパンに着替えて近くの"仁伏温泉"に汗を流しに行きました
風呂上りの風が心地イイこと・・・
今日は寝床が確保されてるので、余裕があります
ツーリングバックからビーフィータージンのボトルを取り出し、氷を入れたグラスに注いでのんびりと炭火起こします
なにも考えないこの時間が旅のなかでいちばんリラックスできる時間です
ほどよい火力になったところで肉を投入
夕陽に染まった湖を眺めながら極上の焼肉・・・
好きな酒を呑みつつ至福のひととき

この時間が永遠に続けばいいのに・・・

つづく~

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道東の旅~前編

2006-07-13 | ツーリング

兜沼のあと宗谷岬で皆と別れ、沼川の裏道を走って枝幸に出ました
途中クルマが1台も走って来ないような田舎道で2台のBMWにすれ違いました
AさんとMさんでした(笑)
途中寄り道をしすぎてサロマ湖に着いたのは夕方6時すぎ
早めに食材を仕入れてテント設営せねば!
湧別の小さな農協店舗で肉・野菜・木炭・酒を購入
サロマ湖の左端(外洋側)にある三里浜キャンプ場を目指しました
ところが着いてみるとゲートは固く閉ざされており、管理人はおろかキャンプ客が一人もいない!
あきらめて次のキャンプ場へ
サロマ湖はデカいので早くしないと夜になる…
計呂地のあたりで"円山自然休養林キャンプ場入口"の看板を発見
国道からダートをしばらく行くと
「当キャンプ場は閉鎖しました」と注意書きが!
湖畔まで行くとそこは鬱蒼とした森で、どう見てもお化けのでそうな場所でした
一人だけの夜を想像しただけで気味が悪くなり逃げるように国道に引き返しました
辺りはだんだん暗くなってきた・・・
次に現れたキャンプ場はサロマ湖の真ん中より右側にあるキムアネップ岬キャンプ場
ここはしっかり運営されており、キャンプ客もたくさんいます
なんかホッとしましたが、駐車場からテントサイトまでがかなり遠い!
できればテントの横にバイクを置きたい・・・
ここもパス!(なんと贅沢な…)
残るはサロマ湖の右側、栄浦キャンプ場です
しかし!到着するとここも閉鎖してました…
いったいサロマ湖はどうしちゃたんでしょう?
これ以上移動する気力はなかった(というか早くビールが飲みたかった?)のでここの栄浦キャンプ場"跡地"に決定
近くに大型リゾートホテルもあるのでお化けの心配はなさそうです
真っ暗になる前にガスランタンに点火
なんとかテントを張り終えてビールで一服
ん??なんか嫌な予感…
蚊の大群が襲来したのです
どうやら久しぶりに人間の血が吸える、と蚊たちが集まってきたようです
蚊取り線香とスキンガードを噴きまくりましたがなんとも修羅場でした
(マジな話ですが、後日刺された箇所を確認したら首・肩だけで70ヶ所・両腕40ヶ所・足30ヶ所もありました!! これがマラリア蚊だったら死んでますね…)
夕食ですが、仕入れた塩ホルモンが予想外に旨く大満足!冷たいビールで一人乾杯
いつのまにか寝てしまいましたzzz

翌朝は快晴 近くの温泉で朝風呂に入り、すがすがしい朝を迎えることができました
さて今日は根室をめざします

つづく~

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2006夏 アサノミーティング in 兜沼

2006-07-12 | ツーリング

今年は7月5~10日が兜沼キャンプでした
ボクは土~日(8~9日)だけお邪魔しました
期間中いろんな人がとっかえひっかえ訪れて、一番多かった土曜日は10人用バンガローを2棟借りて、16人が集まりました!
知らない人もたくさんいましたが、皆BMW乗りなのですぐに会話が成立してしまいます
今回K-1の修理が間に合わず、竜巻RさんだけはKL250での参加となりました
楽しみにしてただけにちょっと残念でしたね・・・
会社の同僚のMさん(K100-4v)と昼12時に札幌を出発
夕方5時半に天塩の道の駅で風呂上りの竜巻Rさんと合流w
天塩名物シジミ汁を呑んで外でマッタリしてると、今度はR100RSのUさんが現れました
"旅は道づれ"ということで、4台で兜沼に向かいました
完全に陽が沈んだころにバンガローに到着
各々持ち寄った食材でアチコチで宴会開始
Mくんが名寄の「東洋精肉店」で仕入れてきたという"羊肉のソーセージ"というのがなかなかの美味でした
夜9時すぎにTくんK100とK君R1100RSの二人が札幌を発ったとの連絡が入りました
仕事を終えてから夜中に走ってくるとは、男ですね~
心配だったので予定時刻に国道までロッパンで迎えにいきました
ホントに着くかどうか不安でしたが夜明け前のAM3時半すぎ、闇の彼方からふたつのヘッドライトが見えてきました。感動!

空腹とのことなので、夜中ですが寝てる人たちを無視してジンギスカンをジュージュー焼いてあげました(笑)
2棟のうち、我々が泊まってるバンガローが翌朝9時に撤収しなければならないという過酷な条件でしたが、みんな8時頃にはしっかり起きました
日曜日は帰る人がほとんどで、走るメンバーもバラバラ
ボクらは3台だけで宗谷岬に上がりました
2年ぶりのモズクそば喰いました!
この日の宗谷岬は観光バスが多く、とにかく人だらけでした
本州ライダーもけっこう来てましたね
宗谷丘陵で二人と別れ、彼らはサロベツ原野へ、
ボクは一人でオホーツクへ抜けて次なるキャンプ地サロマ湖に向かいました
つづく~
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