珍方録

バイクと酒とジンギスカンをこよなく愛するブログ

バレンティーノロッシ 2008ワールドチャンピオンへ

2008-09-28 | BIKe

ロッシがもてぎでライダーズチャンピオンを決めました
2004年にヤマハに移籍してからこれで4度目のチャンピオンです
コンストラクターズとチームタイトルも手に入れました
YZR-M1は年々パワーアップをしてるようですが、直線スピードでは未だホンダ・ドゥカティに歩があるようです
ロッシは「今年ほど大変なシーズンはなかった」と振り返ってました

ロッシは今年タイヤをミシュランからブリジストンに替えて成功を収めましたが、どうやらミシュランは今シーズン限りでMotoGPから撤退するようで、来シーズン(2009年)からはブリジストンのワンメイク化が濃厚です

F1に行くとかWRCに行くとか一時期騒がれたロッシですが、やっぱりバイクがいちばん好きなようです
ヤマハとの契約を2010年まで延長しました
あと最低2年はロッシの走りが見れます

話変わってYZR-M1のリアルレプリカマシン、'09YZF-R1が2009年1月から発売されます
直4エンジンでは例を見ない「クロスプレーン型クランクシャフト」という不思議なクランクを採用しています
我々の知る4気筒エンジンは「フォンフォン」というレーシーな音ですが、ロッシたちのM1の排気音を聴くとツインとトリプルとV8?をミックスしたような「ブロロロ~」といった独特の(やる気のない!?)排気音がします

この不等間隔爆発のメリットは、トラクションの掛かりがとてもリニア(分かりやすい)ということらしいです
M1と全く同じではないでしょうが、市販4気筒としては画期的なエンジンになると思います
どんな走りをするのか、どんな音がするのか、今からとても気になります

◆参考リンク : 09YZF-R1の排気音の動画です まんまM1の音
     http://zoome.jp/brushless/diary/5/

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復活のマシン

2008-09-22 | BIKe

Mクンがカワサキニンジャで復活いたしました!
やっぱりライダースピリットを忘れてなかったんですね
あの超絶技巧の走りをふたたび見れるなんて、うれしいです
さあみんな、秋は走りますよー♪
PS:眺めてるだけで満足だなんて言わないでくださいね(笑)

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BMW F800S 試乗記 Part1

2008-09-21 | BMWmotorrad

F800シリーズが日本で発売開始されてからもうすぐ2年が経過しようとしていますが、ようやくF800Sを試乗する機会を得ました 
世界的に販売が好調のようで、ここしばらくは「品薄」だったようです
派手な黄色の外装にはちょっと照れますが、造形はなかなかカッコイイです
このバイク、真後ろから見ると張り出したテールカウルといい180サイズのリアタイヤといい、国産SSマシンとまったく区別が付きません
乗る前は前傾ポジションでキツイかな・・・という先入観がありましたが、ハンドルは思っていたほど低くはなく、ロングツーリングでもさほど苦にはならなさそうです

F800のエンジンは新開発の30度前傾水冷並列2気筒で、歴代Fシリーズ同様にロータックスが生産を行っています。
もちろんクランクケースにはBMWの刻印があります
エンジンをかけてみると、パラツインでありながらエンジン音がボクサーツインにそっくり
クランク構造や点火順序など、BMWが設計段階から意図的に似せたようです
ボクサーっぽいフィーリングなのは一定速のアクセル開度で巡行しているときだけで、ひとたびブリッピングをくれてやれば、フリクションが感じられないほど吹け上がりが軽いです
回転落ちも速く、2気筒というよりは4気筒エンジンのような反応をします
最高出力は
85ps / 8,000rpm、最大トルクは86Nm / 5,800rpmで、レッドゾーンは8,500rpmから。
リッターあたり出力106,24PSと、バイクとしては控えめ?
乾燥重量は182kg(ガソリン満タンで204kg)と軽量なので、馬力荷重は2,14kg/psとなります
メーカー発表の0~100km/h加速は3,5秒、
最高速は200km/h以上ということに一応なってます
ちなみに各ギヤ8,500rpm時の速度(メーター読み)は以下の通りです
1速→
 90km/h
2速→120km/h
3速→160km/h
4速→190km/h
5速→210km/h
6速→230km/h
加速はなかなか
鋭く、ギアの繋がりも良いので200km/hまでは軽々と到達します
しかしそこから先は伏せた状態でもかなりの時間と根性が必要です
最高速を出すには果てしない直線が必要です
このエンジンは高回転まで回してもどこにもピークがないので、例えば国産600SSのような突き抜けるような伸びがありません
ここが100馬力超のバイクとの決定的な差です 
コンセプトからいうと200km/hまでを楽しく、というバイクだと思います
スコンスコン決まる6速クロスミッションを駆使して峠を走ってる時の「使いきり感」はハンパじゃなく気持ちイイです

大人しく走ってみると、このバイクの良さがジワリと分かってきます
まずフラットトルクのおかげで、街中では殆んど回す必要がありません
知らずにスピードが出てしまうので、押さえるのに苦労します
6速ギヤでの100km/h巡行は約3,700rpm
エンジンはブ~~ンというボクサーそっくりサウンドでユルユルと回ってるに過ぎませんが、そこからアクセルを開けるだけでクルマを置き去りにするほどの加速を見せます

▲ポジションはごく軽い前傾姿勢

▲フルスケール240km/h

F800のエンジンは実用燃費がすこぶる良く、90~100km/hの定速巡行では30km/L近くまで燃費が伸びます
燃料タンクは16Lと小さいですが、その気になれば400km以上の航続は可能かもしれません
平均でも25km/L以上、死ぬほど全開を繰り返しても18km/L程度までしか燃費は落ちないので、なかなか財布にやさしいエンジンです

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BMW F800S 試乗記 Part2

2008-09-21 | BMWmotorrad

▲ベルトドライブ採用

▲ブレンボ4ポットWディスク+ABS

F800の大きな特徴のひとつが巨大なプーリーを持つベルトドライブです
スカーバー(F650CS)よりも更にベルトの幅が広く、見た目のインパクトがあります
チェーンのようなノイズもなく注油も不要、シャフトドライブよりはるかに軽量でトルクリアクションなしと、個人的にはベルト駆動はイイと思っています
10,000kmごとの点検以外はメンテナンスフリーで、BMWの社内テストでは少なくとも50,000km以上は交換不要のようです
ちなみにこの駆動ベルトはかなりのテンションで張ってあり、指で押してもビクともしません
チェーンでいうところの遊びは一切ないので、フィーリング的にはベルトドライブというよりもシャフトドライブのようなダイレクト感があります

▲マフラーは左1本出し

▲燃料タンクはシート下

タイヤサイズはフロント120/70ZR17、リア180/55ZR17という一般的なサイズなので、あらゆる銘柄が選べると思います。 試乗車にはメッツラーのSPORTEC M1が装着されていました
工場オプションのボッシュ製ABSはシステム全体で1,5kgと軽量で、インテグラル(前後連動)機能は省かれています
今回のドライ路面での試乗ではABSのお世話になることはありませんでしたが、1度だけ下りの減速帯コーナー進入時のハードブレーキングで油圧が突然リリースされてビビリました!
リカバリが早かったのですぐに制動力が立ち上がってリーンのタイミングを逃すことはありませんでしたが、そのまま制動が戻ってこなかったら・・・
最新ABSは制御がかなり緻密になってるのでしょうか?(コレけっこう重要かも)

純正マフラーはドカ・Guzziでおなじみのイタリアのラフランコーニ製
排気音自体は色気のない音なのですが、回していくとだんだんイイ音に変わります
これは排気音というより主に吸気レゾネーターから発する音で、カワサキの9R(B型)のような吠えるようなサウンドがします(ちょっと官能を刺激されます)
燃料タンクはシートの下にあり、16Lの容量でリザーブが4L
ダミータンク部分のカバー類はすべてABS樹脂製
手で叩くと、どこもかしこもプラスチッキーな音がしてちょっと安っぽいかナ!?
走行中に時々エンジン振動で共振してしまってますし・・・
 リアサスは肩持ちスイングアーム式で、ピポットはエンジンに固定されています。
ダンパーは日本のショーワ製で、調整はかんたんなダイヤル式を採用
こうやって見ると、Fシリーズは昔から日独伊のパーツが満遍なく使われていますネ

▲SHOWA製リアダンパー。これはプリロード用ダイヤル

▲こちらのダイヤルはリバウンドダンピング調整用

最後になりますが、F800Sの乗りやすさはやはりパワーによる脅迫感がないことに尽きます
「もっとパワーを・・・」と思う瞬間もありますが、それよりも征服感を味わえることの方が大きい思います

BMWとしては「リターンライダー」にぜひ乗ってもらいたいとのことですが、現役ライダーでも充分に楽しめます
たぶんいつものコーナーがスローモーションで見えるハズです!

近々これのGS版が出るとか・・・気になる・・・

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青池

2008-09-17 | ツーリング

神秘の青池を求めて 
青池は富良野と美瑛のほぼ中間、白金温泉から数キロのところにあります。
上富良野の市街地から道道291号線(吹上・上富良野線)を十勝岳温泉方面に向かい、十勝岳温泉から道道966号線に折れます。

▲上富良野から十勝岳を望む

▲道の途中で見つけた花畑

道道966号線は十勝岳連峰をバックに、樹海の大パノラマを縦走します(気持ちイイ!)
路面がフラットで民家も全くないということで、どうやら夜は地元のドリフト練習所のようです(おびただしいタイヤ痕アリ)
約5キロほど走ると、白金温泉に到着。
更に966を美瑛方面に進みます。 このあたりは白樺街道と名前がついてました。
およそ3㌔(案内看板ナシ)進むと右手にダートの広い駐車場があり、工事事務所があります。数年前までは本格的な河川工事をしていたらしく立ち入り禁止だったようですが、現在は特に問題なく自由に出入りできるようです。

▲ダートを少し走ります。レプリカマシンでも大丈夫

▲ダートの分岐点でようやく看板がありました

2キロくらい進むとやがて右手に不気味な青色をした池がチラっと見えてきます。
このダートは堰堤に突き当たって行き止まりとなり、ちょっとした広場になっています。
んーそれにしても川の水が青い!

▲ミスティックのレッドとの対比がすごいです

この堰堤のすぐ横(上流)に青池があります。
池の中で立ち枯れした白樺の老木がなんともいえない妖気を放ってます
それにしても神秘的ですね。
カリブ海のブルーホールや、鍾乳洞の地底湖的なものにロマンを感じるのはボクだけでしょうか?(笑)
摩周湖やオンネトーもやはり神秘的な青色ですが、ここの青は乳白色が混ざったバスクリンのような色をしています
明け方にひとりで来たら・・・けっこうゾクゾクするかも

青池は白金温泉のすぐ近くにありますが、美瑛町のホームページでは公式に観光スポットとしては紹介していないようです。
白金温泉バス停から歩いて3分のところに架かってる白金橋から眼下に見えるのが、下の写真の白ひげの滝。 コバルトブルーの水が美瑛川に注いでます。

  秋の紅葉シーズンにはひと際美しい景観になると思います♪
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
  2008/11/03追記
  青池までの地図を作成しましたコチラを参照→青池の地図
    
     2012/8/26追記
  その後観光化してしまい、この頃のように青池の横までバイク(車)では行けなくなりました。
   駐車場に停めて、かなり歩きます。
  今年(2012年)、青池の画像が米Apple社の最新MacOS、『Mountain Lion』の壁紙として
  正式採用されました。
     こちらを参照→【美瑛町の青い池】が 世界のアップル社でWallPaperになる!

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夜シコ日記6

2008-09-07 | ヨルシコ

9月4日(木)夜 晴れ 
夜ミーティングに行ってきました
集まったメンバーは盆栽Rさん、夜遊び太郎さん、B様、ボクの4人
夜遊び太郎さんに会うのはかなり久しぶりかな♪

PM9:00 イリPに着くとB様がすでに到着していました
しばらくして盆栽Rさんと夜遊び太郎さんが登着
小一時間ほどイリPでトークに熱中し、ボチボチいきますかぁという感じで湖畔へ
OHVはやはり坂上らないですナ・・・  

夜遊び太郎さんのGTRは今年はキャンバーをつけて曲げ重視仕様!?
そのかわり直進がちょっとコワイといってました
天気が良かったせいか、湖畔にはバイクがたくさんやって来ました

札幌に帰ってきて、コンビニの駐車場でおでんやカップ麺を喰いつつ一服
深夜1:00、おじさんたちの夜遊びはお開きとなりました
また行きましょう(^^

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三国峠ツーリング

2008-09-07 | ツーリング

9月4日(木) 快晴 気温26℃
竜巻Rさんと2台でツーリングに行ってきました
朝5時にアジトケ集合w
1週間降りつづいた雨がこの日ようやく上がりました!
いつも以上に空気が澄み切ってるような感じがしたのは気のせいでしょうか

朝陽を浴びるバイクはなんとも美しいです
申し合わせたワケではなく、2台ともパニアレスで登場(笑)
純粋に走りを楽しみたいときはケースは邪魔ですね
AM5:30、竜巻Rさんを先頭に空冷ボクサー2台によるツーリングがスタート!

行き先は三国峠
まずは樹海ロードを走って然別湖を目指しました
朝の樹海はクルマが少なく気持ちイイ!!
日高の道の駅で休憩
9月に入って、本州ライダーの姿がパタっと減ったような気がします
日高までにすれ違ったバイクは0台・・・
道の駅にはスクーターの旅人が1台だけでした

日勝峠を下った清水町のスタンドで給油
2台とも満タンで400km以上の航続距離があるので、給油はこれが最後ですw
停まったついでに竜巻RさんがSTのエンジンオイル量をチェック
センタースタンドで水平にしますが、オイル窓にオイルがいない
下限ギリギリのところにオイルがいました
あまり気にせず出発(笑)

8:43 扇ヶ原展望台到着
出発が早いので、飛ばさなくてもこの時間に扇ヶ原まで来てしまいました
ときどき観光のクルマがやってくる以外は交通量がほとんどなく、静寂に包まれてます
1台の赤いホンダ250が荷物満載で峠を果敢に攻めてましたw
ここでふたたびSTのオイルをチェックしたら、今度はオイルが少し増えてました(笑)
地形の問題!?

扇ヶ原から然別湖へ
狭い道を走っていくと、やがて湖が見えてきます
まるで絵の具をこぼしたかのようなコバルトブルーの湖水にはついつい惹きつけられます
空の青がそのまんま映ってるんですね

然別湖界隈の道はどこからでも鹿が出てきそうな雰囲気なんですが、この日は鹿の姿を1回も見かけませんでした
糠平湖に下りて行くつづら折れは、路面に落ち葉がビッシリ
ボクのバイアスタイヤは落ち葉はあんまり関係ないみたいです(笑)
STはABSをワザと効かせて遊んでたようですネ
糠平から大雪ダムまでの約50kmの山岳ワインディングが本日のお目当て「三国峠」です
日本じゃないみたいな大陸的ロケーションがスバラシイです
紅葉の季節はさらに綺麗なんでしょうネ

にわかに腹が減ってきたのですが、早朝ツーリングは食べ物屋がどこも開いてません!
最低でも11時くらいまではメシにありつけません
空腹をコーヒーでごまかし、層雲峡を抜け上川から愛別まで高速に乗り、旭川を目指しました
お目当ての店は旭川にある"凄いカツ丼が喰える店"「四條庵」です

12:40 四條庵到着
ここは基本的に蕎麦屋ですが、巷ではカツ丼が有名
二人してカツ丼を注文(写真↓をクリックするとさらに拡大します)
ご覧のようにどんぶりミチミチのカツです!
完食できるか不安なほどの量ですが、しっかり平らげましたヨ(笑)

胃袋が小さい方は食後の走りに支障が出るかもしれませんので、食べすぎにご注意ください四條庵 旭川市4条通25丁目 Tel:0166-31-6458
 営業時間:
11:00-20:00 定休日:金曜 


旭川からは237号線を走り、美瑛を抜け富良野へ
この道はちょっと混んでましたが、途中の花畑の美しさには目を奪われました
ビッグスクーター1台と混走
富良野の町を過ぎてすぐに道道135へ左折
国道452を経由して三段滝・桂沢湖方面へ
ここはいつ走っても気持ちいいワインディングです
三笠~岩見沢~新篠津と走り、東苗穂のAUFに寄りました
竜巻RさんのSTはオイル交換とイモビライザーの交換作業があったので、バイクを預けて代車のR100で帰ることになりました
夕方6時すぎ解散
総走行距離540kmでした

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