珍方録

バイクと酒とジンギスカンをこよなく愛するブログ

フェイスマスク

2006-11-27 | バイク用品

冬にバイクで走ると一番寒いのは顔です
そのためフルフェイスで走る人もけっこういるようです
旅先での快適性を優先して、ボクは冬もジェットを愛用しています
ジェットはアゴに直接風が巻き込みますので、フェイスマスクが必需品となります
生肌ではメチャメチャ寒いです
最近はスキー・スノボ・雪山登山用などになかなかいい製品が出てます

←左の写真はピーソーラーEXです
見た目もなかなか精悍ですが、暖かいだけでなく吸い込んだ空気をあたためて体内に取り込むというハイテクマスクです
自分の吐いた息でシールドの内側が曇るというのがいちばん厄介なものです
フェイスマスクを被ればこの問題は大体クリアできます
昨年まではフリースのフェイスマスクを使ってましたが、生地に厚みがあり過ぎてメットがキツイという難点がありました。 そこで薄手のもので頭からスッポリ被るタイプのものを探していたところ、BMW純正ウエアでウインドブレーカーアンダーマスクという製品をみつけました(タイトル写真)
顔から上はクールマックス®、アゴから下がウインドストッパー®のハイブリッド構造です
ウインドストッパーのネック部分はウエアの中にしっかりと収められますので、すきま風は完全シャットアウトしてくれるようです

今年はこれを試してみたいと思います♪

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Guzzi復活記その4

2006-11-24 | MotoGuzzi

9月に壊れたGuzziのクラッチ部品をバラしてみました
単刀直入にいうと、クラッチレリーズのスラストベアリングとプッシュロッドが削れてました
さっそく部品を注文してきました MotoGuzziの総輸入元は東京の福田モータースですが、在庫の無い場合はイタリア本国オーダーとなります(これが大変アバウト・・・)
部品在庫を確認したところ、肝心のプッシュロッドが欠品で納期がいつになるか解らないとのこと
とりあえず、在庫のある部品をAUFに発注
欠品のプッシュロッドはグッチーノの岩瀬さんにメールを送り在庫確認
「ありますよ~」と快い返事(さすが!)
困ったときのグッチーノ頼みです・・・
そんなわけでクラッチ関係の部品はすべて揃うことになり、一安心しました
時間はたっぷりあるので冬の間にじっくり直したいと思います
なにはともあれ来春は復活できそうなので、皆さんまた一緒に走りましょ~

今日ようやく札幌で積雪になりました
いきなりKTMのスパイク車で走ってる人を目撃しました
エフロクもそろそろヤママルトのハンドルカバーを付けて、冬タイヤに交換することにします
先日断線したヒートチャップスですが、メーカーにクレームをつけるまでも無く断線箇所がすぐに分かったので、モデラーこと岡村氏に生地をはぐって直していただきました(話しかけるのが怖いくらい楽しそうでした)
帰宅後、念のためもう一度はぐって自分でさらに補強しました
構造はごく簡単で、被覆されたコイル状のニクロム線をチャップス全体に張り巡らせ、中綿で固定してるだけです
温度ヒューズやサーモスタットもありません
約3mのニクロム線にバッテリの12Vをかけて33W前後の発熱をする仕組みです
そこでヒートチャップスを使用してる皆さん、生地から線が出てる部分を糸で必ず固定してください!
ここが屈伸時に引っ張らさるので、いずれニクロム線とのハンダ部分が断線します
固定することで耐久性はグンと上がりますよ

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冬バイクのすすめ1

2006-11-20 | 冬バイク

ここのところ冬もバイクで走ろうという人が増えているようです       Photo by Shingo  
世間からは少々変人扱いされるかも分かりませんが、冬のバイクは楽しいです
興味のある方のために、簡単なバイク用スパイクタイヤの作り方をレクチャーしたいと思います
色々な作り方がありますので、一つの参考として読んでください      


① 用意するもの

電動ドリル
ドリルと名のつくものであれば何でもOK
ボクの使ってるドリルはホームセンターで2980円で特売してたリョービのドリルです。

ドリルの刃
ドリルの刃も安売りのセットものを使ってます(コンクリート用の刃の先をヤスリで削って使うとゴムが裂けなくていいらしいです)
掘る穴の深さをあらかじめテープでマーキングしておくと便利です(後述)

ゴムシーラー
ピンをスムーズに挿入するためにホルツのブラックシーラーを使ってます(使わなくても可)
定着後は2時間ほどで硬化が始まり、約24時間で硬化ゴムに変化します

タイヤ
冬用のタイヤは存在しませんので普通のオフロード用タイヤを使います。モトクロス用でいいと思います ボクは650にはミシュランT63、250にはピレリMT21を使ってます。中古でも構いませんが、できればエッジのバリっとした新品を

スパイクピン
使うタイヤのブロックの数=ピンの数です
タイヤ一本あたり大体200ピン以上使います
ピンの種類は次の項で説明します


② スパイクピンの種類

現在入手できるスパイクピンは大きく分けて下の3種類です。海外も含め様々な入手ルートがありますが、ここではアウフヴィントの価格を参考までに紹介します。
ちなみにバラ売り可なので1個から買えます。

チップピン 13×10×5 ¥33 (全長×フランジ径×ピン径 各㍉)
フロントタイヤに使うとアスファルト路での操安が良くなります。ブラックアイス路面にも有効です。 小排気量車や自転車にも使われます

マカロニピン 13×9,7×5,8 ¥45
肉厚があるので、ある程度荷重が掛からないと効きません
そのかわり耐久性は抜群です。トラックにも使われます

カップピン 15×10×6 ¥70(Wフランジ)
接地部分が鋭利なカップ形状なのでどんな路面にもよく効きます
写真のピンはフランジが2つあるダブルフランジタイプで、抜けにくいという利点があります。 とりあえず全部このピンを使っても間違いありません
ただし、マカロニに比べて減りは早いです

タイヤのブロック全部にピンを打つのが基本ですが、けっこうな金額になります
端のブロックはほとんど路面に接地しませんので、この部分にはピンを打たなくても走行には支障ありません。 ピンの組み合わせ方で出費を節約することもできます 


③ ピンのサイズ

バイクに使えるピンのサイズは全長13~15㍉でフランジ径は約10㍉です
これ以上長いとタイヤのブロックに埋まり切らず、抜けやすくなります。ピン径は概ね5~6㍉で、穴あけの際ドリル刃のサイズはこれに合わせます


④ 穴あけ

↑ドリルでの穴開け

↑ドリル刃にはビニテでマーキング

それでは15×10×6サイズのWフランジカップピンを例に説明します
ピン径と同じ6㍉のドリル刃をセットし、おおよそ20㍉(ピンの全長+5㍉くらい)の深さで穴を開けます。タイヤの裏側の感触でドリルの刃先がどのあたりまで来てるか分かります。最初のうちはなかなか加減が分からないので何個か試して深さを調整してみてください。 万が一貫通してしまってもチューブタイヤなので大丈夫です。 タイヤのカーカスに当たらなければ、穴は深いほどピン打ちは楽です。 深さが決まったらドリルの刃にマーキングし、以後一定の深さで穴を開けていきます

※撮影に使ったタイヤは新品では全くありません

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冬バイクのすすめ2

2006-11-20 | 冬バイク
 

⑤ ピン打ち

↑ドリルチャックでピンを掴んだところ

↑手が痛くならないように柄を追加

スタッドガンという工具を使えば簡単にピン打ちができますが、ここでは特殊工具を使わない方法でピンを埋め込みます
コツはピンの頭を浅く掴むことです
ソケットドライバーなどの工具も流用できますので色々工夫してみてください
ボクの場合は穴あけのときに使ったドリルをそのまま使います
上写真左のように2㍉くらいでも掴むことができます
ドリルに付属のL型レンチは小さくて使いずらいので、ドライバーの柄を繋いで使ってます

↑ゴムが熱いうちに作業すると楽です

↑こねくり回すように挿入するのがポイント

穴の中に適量のゴムシーラーを注入します
ドリルで穴を開けた直後は熱でゴムが柔らかい状態になりますので、冷めないうちに挿入するとスムーズに入ります
下図の真ん中の状態まで埋まればベストです
カップピンなどは突き出し気味の方がトラクションは掛かりますので、走りのスタイルに合わせて決めてください。 どうやっても深く埋まらない場合はドリル穴の深さが足りないかもしれません
(最後にハンマーでひと叩きすると深く埋まります)


ピン打ちは地道な作業です。
最初はヘコたれるもしれませんが、慣れればタイヤ1本あたり4時間くらいで完成します
バイクに装着後は、ピンが定着するまで初期のならしは十分に行ってください


参考までに、上記の方法で製作したタイヤがこれです
昨シーズン宗谷岬往復を含め約3000㌔走行後のスパイクピンの状態です
バイクはF650です
おそらく6割はアスファルトを走ったと思います
抜けたピンはありませんが、リアはかなり減ってます
フロントタイヤはほとんど減っていません


さて、参考になったでしょうか?
興味のある方はぜひ冬バイクにチャレンジしてみてくださ~い(⌒o⌒)

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晩秋

2006-11-05 | BIKe
11月に入りました
バイク屋さんの店先には赤やら青の除雪機がずらっと並んでおります
毎年のことですが、あの光景はなんか寂しいですね

この連休は暖かかったので、バイクで走ってる人はけっこういたようです
今週でいよいよ走り納めという人も多いのでしょうか?

先日深夜、ヒーター類のチェックと充電系統のチェックを兼ねて36号線を走っていたら、気がつくと登別あたりまで来てしまいました
気温は写真のような数値です
この時間にバイクで徘徊してるボクもボクですが、登別温泉の近くでテントを張って野宿してるツーリングライダーがいたのにはド肝を抜かれました
バイクはスズキのSV650のようで、かなり大きなスクリーンを装着しておりました
それにしてもこの時期に・・・やりますねぇ~

帰り道、下半身を暖めていたヒートチャップスが突然断線しました
陽だまりのような暖かさから一転、足からジワジワ冷えが襲ってきました
電気毛布と同じで、ヒーターに慣れすぎると身体が本来持っている適応能力が失われるようです
これがもし冬の宗谷あたりで断線したとするとゾッとします
今回発覚して良かったと考えるべきでしょうか
あるいはハナっから電気に頼るべきではないのか・・・
考えさせられるテーマです

一応今シーズンは終了ということで、皆様大きな事故もなく無事にシーズンを終えることができたことを嬉しく思います
そんなワケで、恒例の納会(飲み会)を11月22日(水)に開催したいと思います
詳細が決まりましたらHP上にて連絡いたします

ではヨロシク~

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