珍方録

バイクと酒とジンギスカンをこよなく愛するブログ

キャブOH

2008-04-26 | BMWmotorrad

長らく快調を保ってきたF650のエンジンですが、今シーズンの乗り始めからナニやら低域の息つき症状が出始めました
しばらくキャブを開けてなかったので、ここらでオーバーホールしてみることにしました
単気筒エンジンですが、上の写真のようにキャブが二つ付いてます(エキマニも二つ)
ちなみにプラグも二つ付いてますが、これはベースエンジンであるアプリリア・ぺガソ用のエンジンが5バルブヘッドだったため、4バルブのF650では余ったポートをプラグホールにしたようです
後のインジェクションモデルではホンダフィットのように、二つのプラグを位相点火させて30km/Lという燃費を稼いでいますが、初期型は同時点火のようです(燃費は20~25km/L)

スライドバルブガイド

フロート内の状態

キャブレターはミクニBST33の2連装
スズキのDR800やグース/ジェベル/DRの250、バンディット400にも使われている負圧キャブです
エアクリーナーを外す時点で、エレメントにかなりの汚れを発見!
吹き返しの蓄積物も多く、ブローバイのドレンからは得体の知れない液体がタラ~っと出てきました
キャブもかなり汚れてるハズ・・・

まずコールドスタート用のプランジャーがサビで固着寸前でした
フロート内は思ってたよりもキレイで、スライドバルブ/ガイドの摩耗も許容範囲、ジェットニードルも偏摩耗はなしでした
強力なキャブクリーナーで入念に洗浄
パイロットスクリュー(以下PS)の穴がなんとなく汚れていたので、もしかすると不調の原因はココかもしれません
余談ですが、最初期型モデルは抜けのいい純正マフラーが付いているので、メインジェットが#140と大きめで、PSも4,5回転戻しと多め。
後のモデルではマフラーとエアクリが絞られ、MJ→#132/PS→2,5回転戻しとなり、メーターを振り切るパフォーマンスが得られるのは最初期型だけと言われてます
で、PSを確認すると3回転戻しになっていました
もう少し濃い目には振れそうです
フロートのゴムパッキンと、諸々のOリングは再使用不可でしたので、これから注文します
GWの連休はロッパンはお休みですネ・・・

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ガレージ訪問

2008-04-23 | BIKe

ツーリングクラブ「騎羅」主宰、O氏のガレージにお邪魔しました
地上3階建、1階部分がすべてバイク用ガレージというお宅です
シャッターを開けて貰い、さっそく中に入るとシルバーの見慣れないバイクが目に入ってきました。
このマシンは所有
歴20年以上という、スズキのGSX750Eです
エンジンはカタナの1100に換装され、ヨシムラピストンで1135cc化
大型のカウルは、ショウエイ製のFRPカウルとのことです(良く出来てる!)
カウル付きの国産車がまだ無かった時代からこの外観だったそうで、当時はかなり注目を浴びたようです

PIAAカラー仕様K1200S

PIAA製HID装着

そしてこちらは現在のメインマシン、BMW K1200Sです
ちなみにPIAAのペイントは、PIAA社公認だそうです
テールカウル横に「Ⅰ」と描かれてますが、まったく同じカラーリングで「Ⅱ」と描かれた2号車も道内に存在するそうです
ペイントは札幌のAzumerry presentsによるものです

GSX750E改1135

V-MAX改

ベコは現在車検切れ。 V-MAXは奥様のマシンです
O氏のガレージにはノーマル車両は一台もなく、必ずなんらかの手が入ってます

ジェベル250改

ゴールドウイングGL1500改

17Lタンクのジェベルは遠乗りによく使うとのこと
FCR35+ノーマルエアクリーナーBOX加工+マフラーでなかなか気持ちイイらしいです→
GL1500はマフラーが直管(笑)
エンジンを掛けてもらいましたが、音は重厚で6気筒エンジンのクルマそのもの

↑セロー                                  ↑BMW F650ダカール

上の2台は奥様用
セローは一昨年の北湯沢冬季ツーリングにスパイクを履いて参加した車両です。  F650ダカールはマフラーのほか、ガーミンのGPSを装備
走行中の使い方がよく解らない?とか

ガレージのいちばん奥にはこの2台
自賠責シールを見ると、この2台も現役です! 

XLR250改

KSR50改90

ガレージのバイクはベコ以外すべて実動車のようなので、まんべんなく乗るにはかなり大変でしょう

作業用スペースとメット群

棚の中には怪しいものが・・・

ガレージ奥に設えられた自作キャビネットの中には、サバゲー用のガンが大量に陳列されていました
話が長くなりそうなので、ココはあまり触れないようにしました・・・w

MercedesBenz 280CE

最後に、ガレージの片隅でW123のクーペが大切に保管されていました
ダッシュボードのヒビ割れもなく、ボディの錆もなく、これはマニアの人で欲しがる人はいるでしょうナ・・・

O氏はこれだけバイクを持っていても、ハーレーだけは一度も所有したことがないそうです
「ハーレーはもうちょっとジイサンになってからでも遅くない」とのこと
O氏は50歳代ですが、まだハーレーに乗る気分にはならないのだそうです
その気持ち、分かります・・・

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お漏さんのNEWカラーZZR1100C

2008-04-17 | BIKe

友人、お漏さんのZZRの全塗装が完了したようなので、ここに紹介いたします。
パッと見て思ったのが、A11ニンジャの
ライムグリーン×パールアルペンホワイトの塗り分けに似てるなァという点
特にリアセクションだけ見ると、ニンジャをイメージしてしまいます
本人のコメントによると、やはりニンジャのカレンダーを眺めていてインスパイアされたようです。(なるほど・・・)
写真は塗り上がったばかりのものですが、今回ガンなども新調したようなので、なかなかハイクオリティに仕上がったみたいですよ(本人談)
これからじっくり磨きに入るとのことです
実車を早く見てみたいですネ

かねてより掲示板の方で紹介してきた、お漏さんのご友人である2ストマニアの方々のマシンがあまりに美しいので、ここでぜひ紹介したいと思います

個人的にRZ(350)は、お金と暇さえあれば部品から新車を1台作りたいと思っていたほど執着のあったマシンです
もうほとんどの部品がメーカー廃番なんでしょうけど・・・
写真を見ればおわかりのように、とにかくキレイに仕上がっています。 ボクがまだ原付小僧だった高校1年の年にデビューしたRZシリーズですが、初めて350に乗ったときはもうこれ以上速いバイクはこの世にないのではないか?とさえ思ったものです
なにをも置き去りにした、あの7000rpmからのパワーバンドは、今体験するとどのくらいのものなのか?、とても興味があります

そしてもう1台は
バリ伝のグンも乗っていたロスマンズカラーのNS400Rです。 NS400はおそらく歴代400中、最大トルク値はNo,1でしょう
当時の他の4スト4気筒400勢が3,0kgm台後半だったのに対し、NSは優に5,0kmgは越えていたと思います
ホンダはMVX250のあと、いったん3気筒をやめてNS250で2気筒に戻り、その後RZV500のV4やRG400/500ガンマのスクエア4に対抗して、V型3気筒のNS400/500を出してきました
もう3気筒はやらないと思ってたので、このときはさすがはHONDA!と唸ったものです

2台とも発売から20年以上経過し、メンテナンスは想像以上にたいへんだと思いますが、この昭和のスーパーマシン達をこの後もどうか現役で活躍させてあげてください・・・

アレっ、お漏さんの記事少ない??(笑)

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JOG復活

2008-04-13 | BIKe

先日、走行中にフレームが折れたジョグの修理が完了しました
雌ボルトを裏から溶接し、ついでに左右のステーを連結したりして今までにない補強を施しました
材料がエーモンのステー?というのが若干気になりますが、「これで向こう5年は大丈夫だと思いますヨォ」と製作者のKメカが太鼓判を押してくれたので安心です(笑)
なかなかイイ仕事してくれます

せっかくなので試運転に出かけました
途中トラックが横転して路外逸脱していてビビリましたが、JOGは快調!
やはり補強が効いているのか、直安が良くなった感じがします(気のせい?)
郊外の国道を原二ペースで走っていると、普段気づかない景色にハッとすることがあります。ついつい寄り道してしまうのはなぜでしょう?
小型バイクへの回帰、ぜひおすすめします

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Guzzi始動

2008-04-10 | MotoGuzzi

今年初めてGuzziで走ってきました
つくづくBMWとは刺激が違います
行き先は留萌方面。 往復300キロといったところ
ガソリンの値段が下がったので、満タンにしても安さが実感できます
シーズン前に必ず交換するGuzziの部品があります
それはプラグです
コードがホットワイヤーなので、推奨とされるトルクマスターのプラグをずっと使っています
2本で7,000円というシロモノですが、とりあえずエンジンの調子がイイので今年もコレに交換しました

さて久々のGuzzi、気持ち良かったです。 ところどころ沿道には雪が残り、トンネルの中はまだかなりの冷気が漂ってましたが、太陽の下はなかなか暖かく快適でした
途中、白バイ2台体制で取り締まりをやっていました
さっそくライダー捕まってました・・・

今回のツーリングでGuzziのオドメーターが30,000kmを越えました
せっかくなので記念撮影
キレイに一列に揃ってくれないところがイタリアンのVEGLIAらしいです(笑)→
Guzziはあまり長旅には使わないのですが、積算距離は知らぬ間に伸びていくものですね。 年式から言えばまだまだ走ってない方だと思います
おととし厚田で出合ったマイクヘイルウッドレプリカのおじさんなんかは、新車から10万キロも走ってたので、ボクも見習わなければ

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ふつうの小島よしお

2008-04-08 | その他

仕事中、札幌駅南口の信号に停まったときのこと
ナニか周囲の空気がおかしい・・・
「ん?」
目の前を服を着た小島よしおが渡って行きました

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初壊し

2008-04-05 | BIKe

↑タイヤが妙な方向を向いてます・・・

昼から天気が良かったので、ジョグでぶらっと走って来ました
去年最後に乗ったのが確か10月くらいだと思いますので、半年は寝てたことになります。 前の晩からバッテリを充電していたので、セル一発でエンジン掛かりました。 特にイジる箇所もないので、まったくのノーメンテで走り出しました。 Vベルト回り(プーリー・ウエイトローラー)もスムーズに動いてくれて、エンジンの吹け上がりも快調そのもの!
さすがヤマハの2ストスクーターはタフです
気を良くしてガンガン走っていたら、新川通りのどこかのギャップで激しくバウンド!
その直後、リアから異音が発生しました
何かがタイヤに擦れてます・・・
交差点を曲がろうとしたら、ほんのわずか倒しただけでエンジンが路面に接地してしまいます(汗)
「車高下がった・・・?」
バイクを停めて点検してみると、リアタイヤの向きがなんかおかしい・・・
原因は、左側サブフレームが折れてました

↑ボッキリ折れた左ステー

↑こちら正常な右ステー

3KJの車体に台湾ヤマハ製の4VPエンジンを換装してるので、エンジンマウントは上写真のようにスチールのステー(エーモン?)を溶接して製作しています
車体へのマウントはリジットです(!)
しかもリアサスも殆んど動かないのでこれもリジットです(笑)
この状態で、前オーナーから数えて6年以上は走ってるハズです
もう金属疲労が起きてもおかしくない時期ですネ

製作者のKくんと相談して、補強策を講じたいと思います・・・

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