山本弘さんのエッセイ集『宇宙はくりまんじゅうで滅びるか?』を読みました。
タイトルから、ギャグSFでも書かれたのかと思いました(^^;)
某発明品が、壮大な被害を宇宙にもたらすかどうかを
科学的に分析したエッセイからとったものだったのですね。
内容は、バラエティに富んだもので、氏の日常から作品の裏話、疑似科学やトンデモ本の話、
怪獣映画に変身ヒーローものの話、SFの話、メディアと社会情勢の話などなど、
熱く冷静に、多少思い入れがありすぎて矛盾などありながらも、面白く語っておられます。
総じて、現代地球人としては、公平で常識的な立場に立たれているのではないかと思われます。
共感できる方は多いのではないでしょうか?