トンボがたくさん飛んでいた。
1700mくらいの標高でも、気温は28度もあった。
呆れるほどの猛暑の山歩きでは、最後の低い山を登った時、山頂で小学生低学年の息子とお父さんが登って来ていて、先を急ぐように反対側に降りていったのを見送っていた。
身体の熱が冷めて一息ついたので、その方角に降りて行ってると、先に降りて行った親子の息子の方だけが慌てて戻って来たのに出喰わした。
なんだろう? そのまま降りて行くと、下の方からお父さんが大声で子供の名前を叫んで、どこに行った? と焦った声が聴こえて来た。
とっさに 遭難する!と感じて俺が走って登り返して行くと運よく子供に追いついて、お父さんはこっちの下にいるぞ! と教えてやったら、今度は小走りに今来たガレ場を下ろうとするから怒鳴って ゆっくり行け! 転んだら大怪我するぞ! と教えてやって、それでも気が急くのか速足になるのを抑えるように、のんびりと声をかけてやって降りて行った。
鞍部に降りてゆくと、お父さんと息子が並んで頭を下げて、ほんとにありがとうございました!!と、良かった良かっただった。
人のいない、人の少ない山には、こういう予期せぬ初心者も登って来る。
いろんなことが起きるのは、いつものことだった。
金儲けの仕方を誰かに習うのは若い時分なら良いが、いつまでも他人に意見を貰ってたり、メディアを覗き見て良い話はないか? とやってるようでは、お先は見えている。
日常を生きるすべてを自分で切り拓いて自分の知恵だけで行動して行くようになると、金儲けの仕方も他にはない、誰も考えない、オモシロイことばかりになって行く。
数々の経済事件を起こしてメディアのニュースになってる昔馴染みの連中もたくさんいるが、法の網を縫うように金儲けを考えるアイデアや工夫は同じようなもんで、俺なんかも偉そうなことは言えないが、俺の場合は貧しい者や弱い者から儲けることはいっさいない。
そうして余裕を持って、法律ギリギリな金儲けは、やらないんだな。
お金持ちから、しっかり頂く。
投資や運用だとほざいている連中なんざ見向きもしない方法で、独自のバブルをこさえたり、衆やAIロボットの動きに先んじて罠を張る小遣い稼ぎくらいは簡単にできる。
ギャンブル性もなく、これ以上ない堅実な方法を考えるが、それでもリスクは常に自分で負っている。
だからこそ失敗をしないとも言える。
先のことは解らないが、すでに無茶はしない訳だから、困ることも無い訳だ。
医者や病院・製薬会社というものは、民間ではなくそれぞれの国家がやるべき仕事だ。
人間の命に関わるモノを取り扱うのに、金儲け優先の民間企業が介入すれば、命すら金儲けの玩具にされて、終らない商売が始まって行く。
馬鹿馬鹿しい話だが、それが現実というものさ。
資本を押さえた者が、世界人類の命までもを押さえてしまうなんて、ナンセンス。
新型コロナとワクチン騒動で、世界中のお利口さんたちは気が付いている。
おめでたいことに、俺のまわりでも新型コロナワクチンを3回も4回もうってたメディア洗脳猿な連中が、いまでも何回目かのコロナに罹って苦しんでいる。
自然免疫を壊されて、ウイルス詐欺師ウェルカムな肉体改造を何度もしてきた訳だから、死ぬまで薬漬けのハッピータイム。
そのうち身動き出来ない病室で、褒めてもらって金メダルでも貰うのか?
教育やメディアによる洗脳の凄さが解ろうと言うモノだ。
インフルエンザですらワクチンはうってない俺は、ナニかに罹れば免疫・抗体を作り上げて、以降はおなじ病には罹らない。
なにもしないで笑っていた者が正解だったと、少なくとも俺の親しい連中は同じ状況だ。
おっそろしい時代になってることを、10年遅れ? 20年遅れで気が付くのか??
おのれの歪んで惨めったらしい独占欲に振り回されているような幼児ならば、まずそれを退治してから他人や社会と関り合うべきで、社会に出る前に自分で自分を鍛え上げておくべき大事なことだ。
生きることすべては、自分自身の心構え一つでどうにでもなる。
ナニかに属していれば、そっちに遠慮したり、あっちから圧力をかけられたり、こっちに気を使ったりと、馬鹿馬鹿しい付き合いに時間や金を浪費するが、ナニも無い俺には変幻自在、自由自在な楽しい毎日しかなくなってる。
だからといって他人や身内を支配したり拘束したりもなく、みな好きに生きて行けば良いんだよと笑ってる。
それで途絶えて行く付き合いよりも増えて行ってる愉快な付き合いの方が多いから、笑えるだろう。
感染症やウイルスの話になると、目に見えない闇夜の独り歩きのようになって、ビクビクオドオドしているうちに、あちこちから現れるお化けに扮した怖い恐れモノに脅されて、言われるがまんまの対応を余儀なくされてしまう。
言葉や情報に全てを感化されてしまうAIロボットと同じで、すなわちプログラミングの済んだ現代人のことを言っている。
ウイルスなんて本当に存在するのか? という学者や医者もいる。
感染とは言うが、大気中に浮遊するモノに反応しているだけのことで、その浮遊するモノは、根源的には地球から湧いて来ているものだろう。
ならば地球から湧いて来ているモノで対応する。
俺の考え方はいたってシンプル。
人間の騒動には目もくれず、地球や宇宙だけをいつも見詰めている。
コロナ渦では、かならず映像で見せられていた気持ちの悪いウイルスの映像や写真は、そのほとんどが顕微鏡で見た微生物の一つだった。
コロナウイルスの姿を見た者はいるのかどうか? 怪しいもんだった。
意識や価値観や考え方をしっかり持って生きてなければ、これからも目に見えない恐怖に怯えて、自然に健康的に生きて行くなんざ無理だろう。
俺は東北大震災後直後の放射能溜まりと言われた山々を翌週から歩き、その夏には茨城から外房の海でひたすら遠泳しておった。
このコロナ騒動の真っ最中でも、貧しく高齢な賃借人ばかりが棲み付いていた不衛生なアパート群を毎日のように訪れて、同じように貧しい外国人たちが棲み付いているマンションを毎日のように訪れて、差し入れや援助をし続けていた。
すべてコロナ渦でも自分で作ったバブルで儲けた金が原資になっていた。
コソコソではなく堂々と反社会的な行動を続けていたおかげで、愉快な大人たちもまわりには増えた。
コロナに罹ったという人たちの元へも、普通に出掛けて行き、俺も罹るならば早い方が良いとばかりに無感情に動き回っていた。
メディアの嘘が、国家の嘘が、まざまざと目の前にはあった。
俺がインフルエンザのような症状を出したのは、コロナワクチンを2回接種していた古女房が、ターボ型の進行癌に罹りステージ4をいきなり宣告された時だった。
あちこちで子供らを育てあげ、そのまんま増えていった高齢者たちの介護が大変な時に、ヘトヘトになるくらいに動き回っていて疲労もピークになっていた時だ。
俺の言うことを聞かずにワクチンなんぞをうちやがって、馬鹿野郎! だった。
それからはコロナ患者の元に出掛けて行ってもナニも症状は出なくなってる。
半年後に古女房の癌は副作用の無い免疫療法だけで、あとは俺が選んだ1500m以上の山歩きに同行させ、俺が選んだ放射能源泉で根治させたことは何度も書いた。
今では俺よりも元気に、2000mを超える山々でも縦走して笑っている。
これからまた世界では新しい目に見えない恐怖を吹聴され、自粛と自閉を強要されるようなこともあるだろうが、俺にはそんな愚行に対しても免疫が出来上がっている。
怪我や病気になれば、まず薬や医者や病院ではなくって、自分自身の治癒能力で対応し、それでも足りないモノを薬や医者や病院で補助してもらう、これが医療の使い方であって、最初から医者や病院の言うがまんまにマニュアル医療に振り回されて薬漬けなんざ、愚の骨頂だ。
医者や薬や病院は万能ではなく、あくまでも医療の補助なのが本当で、過大に依存するのではなく、自分自身で治すんだと考えることが常に先に在る。
なんでも好奇心旺盛に裸で逃げずに向かって行く、俺の生き方そのものが一番に正解だったと思っている。
どうせいつかは死ぬんだぜ。
堂々と、大笑いしながら死んでやろうぜ。
そういうことだ。