小次郎と桜シリーズの最後は 『サクラ、花ごとボトボト 蜜を吸うスズメの仕業です』 だ。
まずは、次の写真を思い起こしてもらいたい。
「ゆめ咲公園(20180330)」、「うん? ボクの頭で遊ばないでよ!」「因みに萼ごと落ちているのはスズメのせいだってさ………」と書いた。今回は、その解説だ。
◇ この時期、5分咲き程度。桜が散る時期ではない! ちょっと拡大してみる。
◇ 地面の桜の花を小次郎の頭に乗っけて遊んでしまった。
◇ 落ちている花は、花びらではなく、萼がしっかりついている。
◇ 萼ごと落ちている花を持ち帰り、グラスの水に浮かべてみた。これだと、家の中でも楽しめる。これ、結構長く持つ。
<サクラ、花ごとボトボト - 蜜を吸うスズメの仕業です- 出典:朝日新聞デジタル(2010年4月12日)>
ヒラヒラと花びらが舞うサクラの散り方に「異変」が起きているという。花の蜜を吸うことを覚えたスズメが、萼(がく)ごと花を食いちぎっているからだという。その結果、ツバキの花のように、萼(がく)毎、花が落ちることとなる。
サクラには、メジロやヒヨドリなども集まり、花の中にくちばしを深く入れて蜜を吸う。しかし、くちばしが太く短いスズメは同じように吸えないため、がく側から吸い取ろうと花ごと食いちぎる。
スズメのえさは、雑草の種子や虫などだが、冬を越えたこの季節は種子もあまり残っていない。虫もやっと出始めた時期で食べられるものが少ない。 で、サクラの蜜を吸う行動が徐々に広がってきているという。
<NHKのニュースでも紹介してたいた>
NHKでは、(萼ごと落とすのは)間違いのない。が、本当に蜜を吸っているのか? は、疑問ではある? とも。
ちょっと調べてみた。
◇スズメとメジロの桜の花に対する写真を示そう。うむ、スズメは萼の裏側を噛んで、ちぎっているし、メジロは花びらの方から、くちばしを突っ込んでいる。
< くちばしの形 >
◇ 確かに、スズメのくちばしは太くて短いし、メジロは、細くて長い。スマートでもある。
萼をくわえている写真だけでは、よく分からない。で、「ビデオ画像」を探してみた。あった、確かに、萼の後ろをかみ切っていた。
映像では、スズメは、萼の後ろを噛み、次から次へと桜の花をちぎっ ては投げ、ちぎっては投げている。そして、桜の花は根本からくるくる回りながら 次々と落ちている。
うーむ、美味しい蜜を萼の方から噛んで吸っているとも言えるが、花びらの方から、じっくり、吸えない腹いせに、頭にきて、かみ切って捨てている様にも見え、遊びのように思えないこともない。ま、真偽の程は、スズメに聞くしかない!
【写真一覧】
◇ サクラ、花ごとボトボト 蜜を吸うスズメの仕業です
◇ 花びらの絨毯 福岡県糸島市 2016年4月5日
◇ 山桜 福岡県糸島市 2018年3月30日、4月3日、2015年3月31日
◇ 東荻浦踏切 福岡県糸島市 2019年4月4日、208年4月2日、2017年4月13日
◇ ほし咲き公園 福岡県糸島市 2018年3月30日、2017年4月9日、2016年4月2日
◇ ゆめ咲公園 福岡県糸島市 2019年4月5日、2018年3月30日、2017年4月9日
◇ みず咲公園 福岡県糸島市 2019年4月3日、2018年3月30日、4月3日、2017年4月9日
◇ はな咲公園 福岡県糸島市 2019年4月3日、2018年3月30日、4月2日、2017年4月9日。
小次郎と桜 - はな咲公園 -
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