こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と赤い実の草木-ナンテン(南天)ー

2021-11-11 22:15:42 | 赤い実の草木

今回は、ナンテン(南天)だ。センリョウ(千両)やマンリョウ(万両)と同じような赤い実だ。パパは「昔、田舎の家では便所の傍に必ずといっていいほど、ナンテンが植えられていた!」という。うーん、平成生まれのボク(小次郎)は分かんない!

<2018年1月3日> 若松・高塔山

◇ ん? どれがナンテン? 分かんない?

◇ 分かったかな? 赤い実が目立つよね。

センリョウ(千両)とマンリョウ(万両)の違いを確認しておく。

南天:実の付き方の形状が「ブドウの房状」に上向きにつく

万両:実は葉の下に「サクランボ状」に垂れ下がってつく

 万両はこちら:Link先 → 小次郎と赤い実の草木-マンリョウ(万両)-

千両:実は葉の上に「穂状」につく

 千両はこちら:Link先 → 小次郎と赤い実の草木-センリョウ(千両)-

小次郎と南天を見下ろす形で撮ってみた。

◇ ボク、共々、絵になる?

◇ 南天は枝の上の方に実が付いているね。 

◇ こんな実なんだ! ちょっと勉強をしておこう。

【ナンテン(南天)】

◇ メギ科・ナンテン属の常緑低木。高さは2mほど。茎が直立し先端にだけ葉が集まる独特の姿をしている。「難を転じて福となす」に通ずると、古くから縁起木、厄よけ、魔よけとして庭に植えられてきた。

 ※ ナンテン →「難転」 → 「難を転じて福となす」

◇ 原産地:中国。渡来時期は不明。奈良時代の『出雲風土記』、鎌倉時代の『名月記』に出てくる。なお、平安初期(804年)に弘法大師が唐から南天を持ち帰った説もある。

◇ 開花期は6月~7月、結実期は11月~2月

【ナンテンの薬効・実用】

◇ 葉は生薬として使われ、健胃、解熱、鎮咳の作用がある。

◇ 葉の微量のシアン化水素は食品の防腐に使われる。

 【ナンテンの由来】

◇ 中国では古来より「南天燭」「南天竹」などの名前で呼ばれ、ナンテンはこの名前を簡略化したもの。訛って、ナルテン、ナッテン、ナビテとも呼ばれる。

◇ 「燭(しょく)」は、南天の実が「燭=ともし火」のように赤く、「竹」は株立ちが竹に似ているから。

◇ 食べ物の少ない冬に、鳥にとって赤い実が「燭」に見えるという説もある。

【南天と便所】

昔の便所は、家の外や廊下の奥にあるのが普通で、その周りには必ずといっていいほど南天が植えられていた。

 パパの小さい頃(昭和30年代)は「確かに便所の近くにあった」だってさ。

◇ これ、昭和33年3月のパパ。南天と便所、そして手洗いのための“吊り下げ手水(ちょうず)”の水を溜める小さな池! が、確かにある。 

※ 「将来はお父さんのような警察官になる!」と警察官の格好をして撮影した。因みに帽子は本物!

◇ 「吊り手水」は、手で押し上げると、その間だけ水が出るんだよ! 見たことある? 最近は見かけないね。

 なぜ便所の傍に南天なんだろう? 調べてみた。※ ネット情報なので真偽は定かではない。

◇ その1:不浄よけ

便所に手洗い水ががない時、南天の葉で手を拭いた。これ「南天手水(ちょうず)」と言った。

※ 現代では南天の茎や枝に抗菌力がある事が判明している。

◇ その2:縁起

便所でお年寄りが転んだり倒れることが多く南天の木につかまる(難を転ずる)ための縁起。

◇ その3:殺菌剤として植えた。

南天は、ナンテニン(アルカロイド)、ナンジニン、等の結構強い毒を持ち湿気に強い植物。で、便所の傍に植えて寄生虫・食中毒の原因となる細菌が増えるのを防いだ。

◇ その4:毒殺対策? 

江戸時代では後継者問題などで毒を盛られた時の対策に、南天を厠に植えるのが武家屋敷では一般的になった。毒とわかればすぐに「厠」へ行き、手が届く南天の葉を噛んですぐに「もどす」ようにした。

 うーむもっともらしいが…、ホントかな?

改めて見てみよう

お終い

 


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