「空蝉や子の独り立ち案じをり」・・・・・高村和子. 春燈. 200810
蝉の抜け殻を見ますと、NHKでドラマ化されました、角田光代原作・「八日目の蝉」を思い出す。
不倫相手の幼女児を誘拐し、逃亡生活を送りながらも親娘として生きていく。
やがて逮捕され、子供は本当の親に戻されるが、出所後働いている所に大きく成長した「娘」が訪れる。
しかし、二人はすれ違いのまま逢えずに過ぎ去る。
その時に、小さい時に良く見ていた「蝉の抜け殻」が大きなイメージとして、クローズアップされる。
最終回は、涙無しでは見られなかった。
暑かった今年ももうすぐ9月になり、1週間しか生きられないセミも、もうそろそろお終いだろうか?
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