こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

「仏教聖典」P.222

2006年01月06日 | 仏教

昨日の日記にあえてコメントを下さいました。 (笑

>仏教聖典協会発行の「仏教聖典」P.222を見よ。

 それではさっそく、仏教聖典を開いてみましょう。

。。。 おろろ、なるほど興味深い記述です。

・・・要略して断片をば。

伴侶の両親は、二人の利益を考え、情け深く護ってくれる人であるから、敬い感謝しなさい。

また、伴侶の師は自分の師でもあるから、大切に尊び敬わなければならない。人は、心の師を待たずには生きられないからである。

伴侶の仕事を理解しそれを助けていくように、自分自身も教養に心がけよう。伴侶の仕事を他人事のように思い、それに無責任なようではならない。

伴侶の周囲の人たちについても、その人達の気だてや性格、能力や好みなどを心得て、親切に面倒を見ていこう。

また、伴侶の収入は大切に蓄え、決して無駄使いの無いように心がけよう。

そして、夫婦は共にひとつの教えによって心を養いなさい。信仰を同じくしなさい。

 

・・・他にも多くの文言がありますが、割愛します。

結構、ホテルや旅館の部屋に常備されてありますので、

関心のある方は、222ページを憶えておいて開いてみて下さい。

 

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2 コメント

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2500年前の印度の女性達は? (菴摩羅果)
2006-01-06 22:45:43
伴侶の収入は大切に蓄え、決して無駄使いの無いように心がけよう。



上記の文について



妻の立場からすれば



「・・・・・・・・・」



夫の立場からすれば



2500年前の印度では女性に収入があるとは思えないので



女房殿に節約しろといっているように思えますが。



サクランボウ様は如何にお考えか!







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はい、 (さくらんぼう)
2006-01-08 18:29:41
確かに、おっしゃるとおりです。

実際聖典には、伴侶という言葉は使用されていません。

娘が嫁入りをする際の注意事項ですとか、

女性が保つべき考え方心構え、

妻としてどうあるべきかとか、

・・・

要するに、このところの主語は、女性であります。

ただ、このまんま記述しますと、あまりにも現代的ではないなあ、と思いまして、夫婦のあり方として示させていただいた次第です。はい。
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