こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

時の流れ

2010年09月25日 | つれづれ
加齢とともに、
24時間という時間が、
または1年間という時間の流れが、
少しづつ早くなってきているような気がしてなりません。
若いときはそれほど思わなかった四季の移ろいが、
高回転でめぐりはじめました。

・・・ってこんなお話をしていたら、

ある檀家さん曰く。
「一日の仕事や活動を山登りにたとえたら、
若いとき、一日に8合目まで登ることができた人も、
年を取ったら一日に5合目くらいまでしか上れなくなるんですよ。
まだ5合目なのにもう既に一日が終わってしまう。
だから時間が早く過ぎてしまうように感じるんです。」

う~ん、なるほどね~。
なんだか近頃、心当たりが・・・。
くやしいけど仕方がないか。


*写真は、今年の干支寅。
 伝導掲示板の挿し絵として、
 息子が描画。
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2 コメント

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一分は誰にも平等のはず (そろそろ紅葉するか)
2010-09-26 21:30:51
一時代前までは、9時に寝て4~5時に起きて仕事を始める。一日を有効に使っていた。
PCの前で一日の何時間かを使用し、時々サーファーになっていろいろなところへ行ってしまう。ディスプレイの向こうは世界に繋がっている。夜中も面白い。一日が30時間くらいほしい。
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彼岸過ぎ (坊の主)
2010-09-27 11:14:40
今日は朝から雨模様です。
仏旗や曼幕を降ろすの忘れてびしょ濡れに。

私の場合、ネットサーフィンは日本語限定なんでそれ程でもありませんが、バイリンガルの方々は世界が広がって、睡眠時間が少なくなりそうで心配です。でもそんな方々は、処理能力が早かったり、知識のキャパが大きかったりで、そんな心配はいらないのかも知れませんが。
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