こ も れ び の 里

長崎県鹿町町、真言宗智山派、潮音院のブログです。平戸瀬戸を眼下に望む、人里離れた山寺です。

【如実知自心】

2024年06月16日 | 仏教
・甚だ勉強不足ではありますが、

・現状、このお寺と言うものを適切に表現するには

・「修行の場」

・と呼ぶのが一番腑に落ちるところであります

・あくまで今の副住職の現在位置から言えるところでしかないのが表現するに心苦しいところですが

・すべてのお寺の活動はそこに集約することができるのではないかと仮説できます

・無論、僧侶をはじめとして檀信徒さまを含めた全ての方にとって、「修行の場」であると言うことです

・「先祖供養」は死と向き合うと言った面では四諦との直面

・感謝を祈る面では生きとし生ける命への慈悲の修養

・ご祈願も誰かの利益を祈る慈悲の修行

・写経や写仏は集中力の練磨

・瞑想や座禅の集いは直接自心を受け入れるまさに修行の本流

・お寺に於けるありとあらゆる活動を

・一切衆生をことごとく悟りの直道へ招き入れる方便と見れば

・こんなに素晴らしいことはありません

・悟る悟らないに関わらず修行の利益はそもそも甚大

・僧侶とそうじゃない人との分け隔てなくその道を歩むにこしたことはありません

・かの世界的仏教の象徴、ダライ・ラマは宗教全般に対して徹底的に懐疑主義であったテレビ記者に対して、ありのままの答えに徹頭徹尾準じました

・どんな質問に対しても、「ただ、その事実を受け入れるだけですよ」と

・心に支配されず、かと言って心を無理に歪ませず、ただありのまま受け入れる

・受容する

・お寺のお経本の1ページ目に書いてある「如実知自心」は

・実の如く自分の心を知ること

・理屈としては難しいことではありません

・ただただありのままにいること

・お寺のすべての活動はそこに集約していくと思います




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