カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

体調快調背骨大問題な、ヴェーちゃま

2008-10-29 21:08:55 | 本日の患者さん
たまにヴェーちゃまのような人がいる。
その背骨の歪みが彼や彼女の体調や症状に反映していない人が。

ヴェーちゃまの背骨は腰椎が左に大きく歪み、前湾であるべき並びも前湾消失を通り越して後湾している。腰の部分のそんな歪みの影響で首の付け根の角度が強くなり、頚椎と胸椎に渡る部分で椎間板が薄くなっている。

普通、何らかの症状があったり、体調不良があれば確実に背骨の歪みになってあらわれる。
逆に、背骨の歪みがあれば、体調不良、何らかの症状に陥る可能性がある、にとどまる。
必要条件と十分条件の関係である。

どうやらヴェーちゃまは必要条件の中におさまっているようだ。
じゃあ、これ幸いと放置しててよいのか?というと、そうはいかない。

何故、ヴェーちゃまは、強い背骨の歪みにも関わらず、絶好調のまま生きているのか?

きっと、ヴェーちゃまの椎間孔(脊髄が枝分かれして末梢神経となる処の出入り口)が先天的に大きくゆとりを持っているからと考えられる。多少の歪みは屁のカッパといった処か。
だけど、こういう状態は症状が現れた時は、事態はかなり進んでいると考えるべきだ。
ある日突然ドカンと大型台風に見舞われることになる。

何の不調も訴えないヴェーちゃまにその事を体感で理解してもらう事は難しい。
こんな時には、理屈で攻めていく他ない。
ヴェーちゃまにとって、徳さんは五月蠅きカイロ施療士、であったのではないかと思ってる。

ヴェーちゃまが、徳さんの所へ来たのは、「あんた、体が歪んでるわよ。そんな姿勢をしてたらどんな事になるか知れないわよ。」と言って強引にヴェーちゃまをつれてきた、30年来のヴェーちゃまの友人の脅迫による。

持つべきものは友である。となれば良いのだが、、、、。


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