手仕事は七変化

昨日が暇なのは台風のせいに出来る。
でも、今日の暇さ加減には、言い訳が効かない。
そんな時は何をするか？
いくつかのパターンがある。

①　寝る。
　　職場にベッドが置いてあるという特殊な事情下にあるのを、これ幸いと、、、。
　　実際、このパターンにはお世話になって居り申す。

②　読む。
　　少ない読書時間をこんな時に適用。
　　でも、人はある程度前向きの姿勢がないと、何事にも熱中できないものだ。
　　暇にうんざりしてる時に、良い読書は出来ないものだ。

③　弾く。
　　そうそう、初心者のギター生徒でした。
　　自称ブルース歌手の新井英一にいかれ、自分でも唄いたいもんだと思った。
　　だが、新井英一は嗄れ声の癖に音程が高い。
　　徳さん、声が出ない。
　　ならば、楽器をやれば変調が出来、音程が下げられるだろうとギターを始めた。
　　還暦過ぎての習い事。
　　まあ、設定ミスと言うことで、一日にギターを触る時間があるだけで立派。
　　なかなか、乗らない。

④　学ぶ。
　　これも、動機は不純。
　　三年前になるか、コンチャ・ブイカという歌手にはまり、CDを買ったものの洋版。
　　日本語の解説一切なく、スペイン語のみ。
　　当たり前か。
　　せめて、唄の題名だけでもと思い、西和辞書を買った。
　　でも、その辞書に多くの語句が載ってない。
　　患者さんにスペイン語の先生がいて、辞書だけじゃ何も判らないと言われた。
　　動詞の格変化が多いので、ある程度、それを勉強しなければと。
　　徳さん、律儀にスペイン語学習を始めたが、そうそう乗れる訳でもない。

ということで、今日はYou Tubeで他の整体士、理学療法士、カイロ士が提供しているものから学ぶ事にした。

意外に多くの投稿があるのでビックリ。

投稿者は、はっきり二つのタイプに分かれる。

己の腕の顕示に励むもの。
これは、徳さん、即座に切り捨て。
そういう奴に限って、腕はたいしたもんじゃないと見てとれる。

己の治験、方法を何とか人に伝えたいと必死になっている者。
これは、いただき。

整体、療術、カイロの世界は、一人の個人が、個人の責任において、一人一人の患者さんに向き合う世界である。
なんせ、国からは未公認のお墨付きを貰ってる世界だもんね。

施療士側の体力・資質の問題もある。

出くわす患者さんも様々で、そこから学ぶものがそれぞれ違う。

で、心ある施療士たちが身に付けた技法は千差万別。

それでいいんじゃないか。

徳さんとしては、そこから何を学ぶか！と言う姿勢だけが問われる。




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