カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

野放し!無資格マッサージ

2012-10-26 18:38:57 | 本日のしりきれとんぼ
      
       

10月19日の東京新聞夕刊のトップの見出しは“無資格マッサージ野放し許さない”

リード(前文)だけを紹介する。

「「整体」や「カイロプラクティック」の看板を見て施術を受けたら、余計に体が痛くなったー。そんな苦情が全国の消費者センターに多数寄せられている。背景には多くの業者が国家資格を持たない「無資格」で開業している実態がある。千葉県では利用者の被害防止を図ろうと、十一月から業界が自主的に免許プレートを掲げる取り組みを始めている。」

まさに徳さんの仕事に直結する記事なのだが、そこはそれ、のんきな徳さん、無頓着な徳さん、その記事は目にしたものの、ああ、と呟いて素通りしてしまった。
後日、家族から指摘され、改めて熟読。

確かに問題だ。
しかしそれは、今に始まったことではない。
ただ、最近、急速にこの種の業者?が増えてきて問題が露出してきた、という事でしかない。

徳さんがカイロプラクティック院として、ささやかに開業した30年前も状況は同じようなものであった。
ただ、その絶対数が最近急速に増えただけの事、、、。

開業時、意気揚々として保健所に届けに行った。
でも、あっさり、不許可。
その時、言われたのは、
「指圧・マッサージ指圧師の免許を持っていても、カイロプラクティックを名乗るなら、保健所としては受け付けられません。職業の自由があるのですから勝手にやってください」
おいおい、怪しげなものほど、自分たちの管轄下に置くべきでないの?
と思いつつ、保健所からの切り捨てのもと、今もカイロ業を細々と続けておりまする。

確かに、許せないような事は多々ある。
学校に通ってる生徒の段階で(まだ、指圧マッサージの資格もとってない)、支店を任せると、某有名カイロの先生から、同級生のヘタッピーに話があり、話はそのまま進んでしまった、、、。
ご本人は自慢話として話していたが、、、。

業界の問題もある。
法の下の認知を求めて行動するものの、一致団結が出来ない。
この業界、皆がお山の大将である。
厳しい切磋琢磨を是とせず、人から批判されることを恐れての結果としての、お山の大将さんが
実に多い。
大きな普遍的な意味よりも、目の前の地位にすがりつく、、、。
その時、患者さんの利益、なんて発想は瞬時に消え去る、、、。

指圧・マッサージ・指圧師の資格試験の実態も問題だ。
ドキドキして臨んだ実技の試験は、あるやり方の形の確認、程度のものでしかない。
なんとか法をやってください。
といわれて形に間違いなければ合格、、。
まあ、後は修行しろよと言うことなのだろうけど。
この時、不可欠なのが、認定学校を卒業してるかどうかと言うことだけ。

徳さん、思うに、この手の認定試験。
単純に、技量と知識の試験に単純化したら?と想う。
レベルの低い学校と絡ませる必要はないんじゃないかな?
まあ、天下り先は減るだろうけど。

厚生労働省はこの種の問題を投げている。
発想が患者サイドではないのだ。

徳さんの提案。
すべての医療周辺行為者に対して、一つの試験だけをクリアーする事を求める。
全ての者に対してだ!
しかし、七面倒臭い事は言わない。
ある水準の生理学的知識、解剖学知識をクリアーすること。
納得できる技量の確認。

この場合、難しいのは技量の確認、なのだろうが、ここは、この種の業界の古参級にお出まし願えば、かなり突飛な施療法の評価だってできるはず。



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