カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

難民

2018-03-08 11:45:05 | 本日の新聞記事


新聞を読んで襟を正す、めったにない事だ。
いや、正確じゃない。
新聞を読んで、その裏を読み取る想像力が自分にはなかなか無い、、、。
(多くの場合、新聞記事には事件や事故の表面しか報道されない)
襟を正すべき、記事の裸の姿は数限りなくあるに違いない。
2018.3.6の東京新聞夕刊にはこんな記事が載っていた。

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海難事故ばかりが注目されるが、難民にとり海を渡るのは旅路の最後の関門にすぎない。私たちの想像を絶する最悪の試練は、船に乗り込む前にあるんだ。
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ソマリア女性のファドゥマは、首都モガディシオの自宅で夫を殺された。武装した男たちが押し入ってきたとき、夫は必死で命乞いをした。だが、男たちはファドゥマと子ども四人の前で夫の首を切り落とした。ファドゥマは出産で脳卒中を起こし、半身不随だった。「働くことは無理だった。体を売ることさえ」とバルトロ(難民船が目指すイタリア南端のランペドゥーザ島で難民の治療や遺体の検視を行っている医師)は言う。だが、子どもを養うために、どんな低賃金の仕事でもいいとサハラ砂漠を超え、地中海を渡って島にたどり着いた。
「何という勇気だろう。世界は難民を『数』でしか見ない。でも、子どものためなら命も危険にさらす。私たちと同じ夢を持った人々なんだよ」
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ランペドゥーザ島は透明度の高い海で知られた観光地。

この記事の取材後記がふるっている。

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難民船が到着すると、難民たちは直ちに収容センターに運ばれ、旅行者の視野にその姿は入らない。楽園と難民の島という二つの面。「この二つは決して交わることがない。まるで欧州の隠喩だ」
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