カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

病室からこっそり携帯、圧迫骨折の、んーさん

2012-09-30 19:45:39 | 本日の患者さん
ボヤキの女名人(実は男性にもボヤキ名人がお一人いらっしゃる)んーさん。
ついに、決定的な事態に、、、。

ボヤキとはいっても、ちゃんと根拠はある。
数年前に夫君が脳梗塞で倒れ、以来、老老介護を続けている。
夫君はそのあとも、大動脈瘤が破裂しそうになったり、転倒を度々繰り返したり、ボケから来る徘徊行為でとんでもない場所で警察に保護されたりと、問題は果てしなく続く。
一番困るのは、デイケアにいくのを嫌がることだそうだ。

その間、自宅のボヤ騒ぎがあったり、息子夫婦の離婚で孫の食事の面倒を見なければならなくなったり、、、。
ともかく、んーさんのボヤキの種は尽きない。

先日、その夫君が、ベッドから転げ落ちた。
その反動で、んーさん、飛ばされて家具の角に腰をぶつけてしまった。
立ち上がれないほどの痛みが襲う。

腰椎の圧迫骨折と骨盤骨折の診断を受け、現在、病院のベッドの上で身動きできない。
コルセットが出来上がるまでは、本格的なリハビリもできない。
不安な気持ちでじっと病室の天井を見つめている。

先日、その現状を訴える電話が、んーさんからあった。
いつもより声が小さい。

「病院では禁止されてるんだけど、ベッドから携帯してんのよ。だから、ヒソヒソ声でね」
だって。

70代半ばを過ぎたおばあちゃまとしては、かなり大胆な行為だ。喝采!

そりゃ、そんな気にもなるのも当然だ。
コルセットが出来るまでは放置されてるだけなんだから。

以来、日に何度か、短い電話を受けるようになっている。

「大丈夫かしら?動けるようになるかしら?」

「大丈夫。動けるようになるよ。コルセットが出来るまでは、寝たままで足の指のグーパー運動だけは続けてくださいね」

こんな、同じやり取りを日に何度も繰り返しておりまする。



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