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どうも整理整頓が苦手だ。
客商売の面もある仕事をしているくせに、施療室は(特に新宿のそれは)かなり雑然としている。
部屋の隅には、雑誌が積み重なっていたり、たいして触りもしないギターがほこりを被っていたりする。
机の上には、あれこれの紙片が雑然とブックエンドに差し込まれている。
徳さんも寄る年波、加えて最近の地震騒ぎ。
明日来るかもしれない平成関東大震災に備えて、多少の整理をしなければと思い、かつて切り抜いてあった仕事関係の記事をほじくり出した。
3年手にしなかったものはさっさと捨てなさい。
との格言どおり、その大半はすでに用無し、もしくはこれから先も手にしないようなものだった。
その中に、目についた腰痛関連の記事が一つあった。
1998年の日経サイエンス11月号。
R.A.デーヨというワシントン大学の医学教授の論文だ。
注目する箇所をいくつか抜粋してみる。
我々医療周辺行為者にとって、うなずけるものが多い。
***
* 多くの診断は、ガンや骨の感染症などではないことを確かめることと、神経を痛めているのかどうかの判定に集中している。85%にのぼる腰痛患者では、明確な診断がつかず、腰痛が起こる根本的な理由がわからないままだ。
* (ストレスか原因になる)このタイプの腰痛は、結果的に、患者の直面している心理的葛藤の苦痛から患者の気をそらすはたらきをしている。
* 疫学的な研究によると、腰痛の原因と考えられる脊椎の種々の状態は実際には症状と関係ないことが多い。
* 多くの脊椎異常は腰痛のない人にも腰痛のある人と同じ頻度で見つかった。
* たとえ最高の画像診断機器を使ったとしても、筋肉のけいれんや靭帯の損傷を診断することはできない。
* 腰痛に対する牽引療法は効果がないという研究もある。
* 運動療法は予防と治療に重要だという証拠があがってきている。
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