カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

自立してなかった日本人

2011-04-16 18:26:52 | 本日のしりきれとんぼ
ぼろが出ると一斉に寄ってたかって攻撃する。

今回の地震・津波・原発事故をめぐってのマスコミの対応はいつものパターンだ。
そして今回ばかりは起きてしまったこと、起きていることのスケールが余りにも大きいので、取り組み方にはいつになく真剣さが伺える。

しかし、そこで語られる問題点、反省点は今まで指摘されていた事ばかりなのが気にかかる所だ。

未曾有のとか想定外のという形容詞が盛んに使われるが、かつて指摘されていたのならば、その形容詞はいただけない。
言い逃れにしかならないからだ。

地震に関してはもちろんの事、あの大津波だって、研究者によって平安時代の貞観大津波が同じような規模で三陸地方を襲った事が明らかにされていた。
研究者たちは研究を発表し、各方面に津波対策の抜本的改善を訴えていた。
しかし、その訴えを荒唐無稽なものとして退ける社会システムがあったという事だ。

○○会議、○○検討委員会だけの問題ではない。
まあ、不遜な態度で研究者たちを無視した個々の輩には腹が立つが、彼らを暗黙のうちに下支えして来た我々の社会システムが研究者たちを無視してきた事を忘れなうようにしなければならない。

もちろん、今頃になって、その研究者にエールを送っているかのマスコミの振る舞いは、天に唾するものだ。



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