カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

良き言葉

2011-03-23 17:21:27 | 本日のしりきれとんぼ
被災地から遠い我々は、今二つの顔付きで生きている。

被災地の惨状と苦悩に想いを寄せる顔と、なお昨日と同じように生活する顔を。

そして昨日と同じように生きようとする我々の日常にも徐々にヒビが入って来ているのを感じる。

こんな時にはと思うのだろうが、世情の不安感によってザワザワする周囲に遠慮する精神科の患者さんがいる。

老々介護で疲れ果てているところへ、停電などの影響で介護体制や通院に狂いが生じ途方にくれている患者さんもいる。

この非常時に我慢しなさい、頑張りなさいと言われるのが辛い人たちだ。

今この時、自らが発する言葉に細心の注意をしなければいけない。

そして、良い言葉を捜そうと思う。

以下は糸井重里さんの『ほぼ日刊イトイ新聞』より

    ***

 ぼく自身も、たくさんの人たちのことばに、
 とても助けられながら、この1週間を過ごしてきました。
 誰ということではなく、たくさんの「人間」たちです。
 そこには、もともとのともだちも、科学者研究者も、
 見ず知らずの人も、もう亡くなっている人も、います。
 「問題そのもの」についてのことば以上に、
 他のことについて語られたことばのほうが、
 ありがたかったりもします。
 いままで以上に、ぼくのことばも、
 ことさらに「人の役に立とう」と思わないように
 気をつけながら使っていこうと思います。
 「たいしたことないもの」として、
 頭を低くしてやっていくよう注意していきます。

    ***


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