カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

一患者さんの努力と内田樹先生の提案

2011-03-16 17:16:43 | 本日のしりきれとんぼ
知り合いのS君が頑張っている。
カイロの患者さんでもある。
徳さんから見れば、とんでもないパソコン狂である。
普段の彼の記事は大半が徳さんには意味不明のPC用語に満ちているのだが、今回はフル稼働の様子。
以下、S君のmixiに載せられた最近の呟きを紹介する。    

    ***

【ツイッターより】ご自宅で人工呼吸器を利用する方へ、計画停電の際の相談先として、国立病院機構などが運営する主に関東信越地区の医療機関における緊急相談窓口をリストアップしましたのでお知らせします。 http://bit.ly/dMZmWI (1時間前)

【ツイッターより】被災地のトイレ情報サービスです。/NPO法人Checkが運営するCheck A Toiletより。 http://fb.me/MKcNTSrL(3時間前)


【ツイッターより】【岩手】テレビ岩手が安否情報を受け付けています。メッセージはそのまま番組内やホームページで紹介されます。受付はメールsaigai@tvi.co.jpで。記者が取材した避難者の名簿などもHPで公開しています。http://ow.ly/4fphL (3時間前)

【ツイッターより】東北のあとの地震で被災した新潟、十日町の人たちですが、テレビでも扱われず、国もいっさい目を向けることなしで、未曾有の豪雪の中、ひどい状況に陥っているそうです。どうか、新潟にも力を貸してあげてください。せめて情報だけでも、まわしてください。友人からの伝言です。(4時間前)

【ツイッターより】皆様 Googleの安否確認サイト http://goo.gl/sagas に名前を登録・検索してその人の安否を確認できます。ツイッター上で安否情報を見つけたら、一度こちらで確認いただき、ない場合は登録していただけると皆が助かります(4時間前)

【ツイッターより】厚生労働省が【被災地での健康を守るために】という文書を発表しています。寒さ対策、食事、トイレ、病気の予防、妊産婦さん、慢性疾患の方、などの項目です。pdfファイルになっています。http://ow.ly/4fmSg (4時間前)


【ツイッターより】自閉症のお子さんとふたりで避難生活中の知人の方が避難所内で孤立中。反応が特殊なため、食糧やお水のために並ぶことができず死活問題。避難所の管理者の方にも理解を得られず、出て行って欲しいという話まで。あらゆるタイプの子に理解と援助を!(4時間前)

【ツイッターより】【被災した方へ】重症アレルギーの方、アレルギー対応ミルクなどの備蓄がわずかですがあるそうです。仙台・盛岡・福島の支援拠点まで自力で行ける人が対象です。NPO法人アレルギー支援ネットワークへ。http://www.alle-net.com/index.html (4時間前)

【ツイッターより】官邸も保安院も東電も、いたずらに不安を煽らない為に情報を編集操作しているなら、不安を煽らない為に今こそフェアな開示をしなければならない(8時間前)


【ツイッターより】阪神大震災を機にNHK大阪と神戸局立ち上げたサイト「リエゾン被災人」が東北関東大地震の特設サイトをつくりました。被災を経験した方ならではの知恵がふんだんに盛り込まれています。ぜひご覧ください。 http://nhk.jp/S0aM65(16時間前)

【ツイッターより】現在被災地では、自衛隊や警察等の災害の専門家以外は活動することが難しい状況です。被災地でのボランティアを希望する方は、全国社会福祉協議会の災害ボランティア情報に被災地の最新情報が随時掲載されますので、参考にしてください。 http://bit.ly/gfMybV (20時間前)

【ツイッターより】突然失礼いたします。多言語災害情報ツイートまとめサイトを現在立ち上げた者です。携帯にも対応しています。もしよろしければ、アナウンスいただけませんでしょうか。 http://diim.jp(20時間前)

【ツイッターより】明日から、東北地方の一部で計画停電が予定されています。該当地域にお住まいの方で、人工呼吸器など電気を使う医療機器を使っている方は、停電の間の対応方法について、主治医又はメーカーに事前にご相談ください。 http://bit.ly/hPIQYE (20時間前)


【ツイッターより】災害時の子どもへのメンタルケアなどについて兵庫県立大学でマニュアルを作成しています。妊婦さんや産後のお母さん、ご家族の皆さんへ http://bit.ly/eoCI5K 被災地で生活する子ども達のご家族へ http://bit.ly/dWOmgs (03月15日)


【ツイッターより】iTunes Storeから東日本大震災救援活動への募金ができるようになりました。現在Mac/PCからのみアクセス可能です。 http://ow.ly/4etd4 (03月15日)

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今日はもう一つ。
内田樹先生のブログから。

チェルノブイリの例で明らかになったのは、胎児と幼い子どもが放射能汚染に対して大人のそれと比べて格段に弱いことであった。
内田先生の妊婦、子どもに限った疎開、という考え方も参考にする必要がある。

    ***

「疎開」を勧めている。
政府や自治体の方からいずれ公式にアナウンスがあると思うけれども、東北関東の大震災の被災地への救援活動を効率的に実施するためにも、被災地や支援拠点となる東北関東の都市部から、移動できる人は可能な限り西日本へ移動することを勧めたいと思う。
いま被災地と、その周辺には限られた資源しかない。特に燃料の不足が顕著である。東日本一円では自動車による移動がしだいにむずかしくなりつつある。東海地方にまで地震が広がって、新幹線をふくむ交通インフラの運転も安定していない。
できれば、移動手段に十分な余力があるうちに、移動できる人は西に移動することが望ましいと思う。
福島の原発については、危機的状況をすみやかに脱することを私も願っているが、主観的願望と客観的状勢判断は混同すべきではない。万が一、放射性物質の広域への飛散が始まったときに起こるパニックを想定すれば、「パニックがまだ起こらないうちに」できる限りのことをした方がいい。
その備えが結果的に無駄だったとしても、それは非とされるべきではない。むしろ喜ぶべきことである。
放射性物質への耐性の脆弱な妊婦や幼児を第一とし、次に春休み中の児童生徒学生で、被災地や支援拠点にとどまる喫緊の必要がないものへ西への移動を組織的にすすめる。
文科省や厚労省はすでにそのような疎開プランの立案に取り組んでいると私は信じているが、まだ西日本の自治体や学校や公共施設に「疎開者」受け容れの可能性を打診するところまでは来ていない(少なくとも本学には届いていない)。
大学はそれぞれある程度の宿泊施設を備えており、給食設備もあり、図書館も体育施設もあるし、情報環境も高いレベルにある。ボランティアで受け容れ支援をする学生たちの数も十分にある。
被災地および支援拠点都市からの学生生徒の「疎開」先として大学はもっとも適切なものの一つだろうと思う。
私はまず神戸女学院大学が、政府や自治体から要請があったときに即時対応できるように準備に入るべきだと考えている。
たぶん教職員や学生院生の多くも、現在の事態がさらに長期化するなら、それくらいの備えは必要だという考え方に同意してくれるだろう。
もちろん大学ごとにかかわりの深い学校へ「受け容れ」を申し出て、個別に調整するという単発の事業でもよいのだが、できれば文科省の組織的な指揮のもとに「受け容れ」は進められるべきだと思う。そのための官庁なのだから。
もし、文科省筋の方で、このブログを読んでいる方がいたら、「疎開」プランについてのご意見をお聞かせ願いたいと思う。
まさか「余計なことをするな」というリアクションはないと思うが。

   ***


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