カイロじじいのまゃみゅむゅめも

カイロプラクティック施療で出くわす患者さんとのやり取りのあれこれ。

証拠持参な、ハーちゃま

2008-12-22 17:52:04 | 本日の患者さん
70歳を過ぎて、いまだ現役で車を運転しているハーちゃま。

お若い頃、音楽を学ぶために長くアメリカに留学されていた。
車社会ゆえ当然の車派。左ハンドルでオートマッチック車を愛用されていた。
その頃の記念品があるので見せましょう、とおっしゃって一枚の薄い布切れを持参された。
徳さんの見たことの無いものだ。
スカートの裏地なのだそうだ。
いかに徳さんにスケベ心が健在であっても、女性のスカートの内側に裏地があるとは知らなかった。
そのスカートの裏地。布の半分の部分が擦り切れて穴まで開いている。

ハーちゃまの青春の思い出の一品なのだ。
オートマで左ハンドルの運転は、右足がブレーキとアクセルに乗せたままとなり、右のお尻が浮いて左のお尻だけで座っていたことになる。
布の半分とは左半分ということだったのだ。

雨の滴が長い年月をかけて、岩に穴を穿つ話は知っているが、ただ座っているだけの人力で、布地をやぶってしまうとは、、、。

ハーちゃまは40年後の今日も、左腰に頑固な筋肉のしこりをお持ちである、、、。