メールマガジンからの転載です。
■□□□ AMDAメールマガジン ─ 救える命があればどこへでも
2013年03月29日■□□□
*AMDA速報:
ミャンマー・メティラ郡 暴動被災者に対する緊急支援活動開始
━━━・━━━・━━━・━━━・━━━・━━━・━━━・━━━
3月20日、ミャンマー中部にあるメティラ郡(メィティラ・Meiktila)
において、貴金属店での異教徒間の争いが暴動に発展し、周辺地域にも
拡大した。22日夜にはティンセイン大統領により、メティラ県内、
メティラ郡を含む近隣4郡に対する非常事態宣言が発令された。
この状況の中、ミャンマー保健省ウィンミン副大臣からの要請があり、
AMDAではメティラ県病院への支援を決定し、28日にはAMDA ミャンマー
スタッフから医薬品や燃料等の寄贈を行い、同席された保健省公衆衛生
局長から、早期支援に対する感謝の言葉を頂いた。
AMDAが支援を行ったメティラ県病院は、ミャンマー保健省管轄の公立病
院で、メティラ県の基幹病院。この暴動による被害者や負傷者の搬送先
病院となっており、さらに避難所などへの巡回診療を実施している。暴
動発生から25日までに117名の患者(被害者、負傷者)が搬送された他、
市内に設置されている避難所などで24~25日に実施された巡回診療では
1,748名の患者に対する治療・処置が行われた(メティラ県保健局発表)。
29日時点で、メティラ郡における状況は沈静化の方向に向かっているも
のの、これまで死者40人、イスラム教礼拝所モスクや住民家屋の焼失・
破壊等の被害が出たほか、メティラ郡内に設けられた5ヶ所の避難所に
約7,000人、16ヶ所の僧院に約3,000人が避難している。被災者、避難者
に対しては、ミャンマー政府、地元民間企業などから、食料や水などの
支援物資が寄せられており、ミャンマー保健省による巡回診療も実施さ
れているが、未だ十分な支援が行き届いていないという。(現地報道より)
AMDAでは現在、病院ならびに避難所における更なる支援ニーズについて、
調整・検討を進めている。
■ミャンマー事業について
AMDAグループは、1995年からミャンマーにおいて保健医療・生計向上を
目的にプロジェクトを展開している。現在は、AMDAグループの構成団体
であり、中長期事業を担うAMDA社会開発機構がミャンマー国内4地域で
プロジェクトを運営している(9事務所、スタッフ約120人)。メティラ郡
では1995年にプロジェクトを開始し、現在はメティラ地方事務所に勤務す
る12名の地元スタッフが中心となり、54村において生計向上プログラムを
展開している。今回の暴動による被害はない。また、1998年からは、メ
ティラ県病院の小児病棟と給食センターの建設、医療器材の供与、医療
スタッフへの技術研修などを実施。現在は、小児病棟の入院患者に対す
る栄養給食の提供を支援している。
■ミャンマー駐在スタッフ プロフィール
江橋 裕人(えばし ひろと)/AMDAミャンマー事務所/事業統括
鈴木 梓(すずき あずさ)/AMDAミャンマー事務所/業務調整員
【皆様からの募金を受け付けております】
●郵便振替:口座番号01250-2-40709
口座名「特定非営利活動法人アムダ」
通信欄に「ミャンマー」とご記入下さい
●郵便振替:口座番号01320-1-101415
口座名「特定非営利活動法人アムダ」
●楽天銀行:ロック支店 店番202 普通預金7002547
口座名「特定非営利活動法人アムダ」
●銀行振り込み:中国銀行(銀行コード168) 奉還町支店(店番102)
普通口座2070291 口座名「特定非営利活動法人アムダ」
●クレジットカード募金:
AMDA全日信販カード:http://amda.or.jp/content/content0001.html
【お問い合わせ】
AMDAボランティアセンター
〒700-0013 岡山市北区伊福町3-31-1
TEL:086-252-7700 FAX:086-252-7717
E-mail: member@amda.or.jp
http://www.amda.or.jp
■□□□ AMDAメールマガジン ─ 救える命があればどこへでも
2013年03月29日■□□□
*AMDA速報:
ミャンマー・メティラ郡 暴動被災者に対する緊急支援活動開始
━━━・━━━・━━━・━━━・━━━・━━━・━━━・━━━
3月20日、ミャンマー中部にあるメティラ郡(メィティラ・Meiktila)
において、貴金属店での異教徒間の争いが暴動に発展し、周辺地域にも
拡大した。22日夜にはティンセイン大統領により、メティラ県内、
メティラ郡を含む近隣4郡に対する非常事態宣言が発令された。
この状況の中、ミャンマー保健省ウィンミン副大臣からの要請があり、
AMDAではメティラ県病院への支援を決定し、28日にはAMDA ミャンマー
スタッフから医薬品や燃料等の寄贈を行い、同席された保健省公衆衛生
局長から、早期支援に対する感謝の言葉を頂いた。
AMDAが支援を行ったメティラ県病院は、ミャンマー保健省管轄の公立病
院で、メティラ県の基幹病院。この暴動による被害者や負傷者の搬送先
病院となっており、さらに避難所などへの巡回診療を実施している。暴
動発生から25日までに117名の患者(被害者、負傷者)が搬送された他、
市内に設置されている避難所などで24~25日に実施された巡回診療では
1,748名の患者に対する治療・処置が行われた(メティラ県保健局発表)。
29日時点で、メティラ郡における状況は沈静化の方向に向かっているも
のの、これまで死者40人、イスラム教礼拝所モスクや住民家屋の焼失・
破壊等の被害が出たほか、メティラ郡内に設けられた5ヶ所の避難所に
約7,000人、16ヶ所の僧院に約3,000人が避難している。被災者、避難者
に対しては、ミャンマー政府、地元民間企業などから、食料や水などの
支援物資が寄せられており、ミャンマー保健省による巡回診療も実施さ
れているが、未だ十分な支援が行き届いていないという。(現地報道より)
AMDAでは現在、病院ならびに避難所における更なる支援ニーズについて、
調整・検討を進めている。
■ミャンマー事業について
AMDAグループは、1995年からミャンマーにおいて保健医療・生計向上を
目的にプロジェクトを展開している。現在は、AMDAグループの構成団体
であり、中長期事業を担うAMDA社会開発機構がミャンマー国内4地域で
プロジェクトを運営している(9事務所、スタッフ約120人)。メティラ郡
では1995年にプロジェクトを開始し、現在はメティラ地方事務所に勤務す
る12名の地元スタッフが中心となり、54村において生計向上プログラムを
展開している。今回の暴動による被害はない。また、1998年からは、メ
ティラ県病院の小児病棟と給食センターの建設、医療器材の供与、医療
スタッフへの技術研修などを実施。現在は、小児病棟の入院患者に対す
る栄養給食の提供を支援している。
■ミャンマー駐在スタッフ プロフィール
江橋 裕人(えばし ひろと)/AMDAミャンマー事務所/事業統括
鈴木 梓(すずき あずさ)/AMDAミャンマー事務所/業務調整員
【皆様からの募金を受け付けております】
●郵便振替:口座番号01250-2-40709
口座名「特定非営利活動法人アムダ」
通信欄に「ミャンマー」とご記入下さい
●郵便振替:口座番号01320-1-101415
口座名「特定非営利活動法人アムダ」
●楽天銀行:ロック支店 店番202 普通預金7002547
口座名「特定非営利活動法人アムダ」
●銀行振り込み:中国銀行(銀行コード168) 奉還町支店(店番102)
普通口座2070291 口座名「特定非営利活動法人アムダ」
●クレジットカード募金:
AMDA全日信販カード:http://amda.or.jp/content/content0001.html
【お問い合わせ】
AMDAボランティアセンター
〒700-0013 岡山市北区伊福町3-31-1
TEL:086-252-7700 FAX:086-252-7717
E-mail: member@amda.or.jp
http://www.amda.or.jp