2分冊です。
戦前・戦中編と この戦後編です。
やっと終盤にかかりました。
永瀬清子さんは89年という長い時間を現世で過ごされました。
東京で過ごしたのは戦中までで、それ以降は生家のある岡山で暮らされていました。
この井久保さんの著書は一級の伝記ですね。
永瀬さんと井久保さんはともに詩を愛した同人同志だったのでしょう。
近くにいながらも客観性をもつ見事な人物像を作り上げています。
伝記を書くということは愛情を持って伴走することだとわかります。
私には必読の書籍でした。
女性史の中の永瀬清子 戦後篇 | |
井久保 伊登子 | |
ドメス出版 |