岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

「重症者数より見る日本の状況(2021年1月2日) 」 山中伸弥教授のホームぺージより

2021-01-06 03:49:02 | 新型感染症

重症者数より見る日本の状況(2021年1月2日)

新規感染者数は検査数により影響されます。一方で、重症者数は、検査数に影響されません。

ただ、都道府県により重症者の定義は異なるようです。

しかしECMOnetは、ECMOや人工呼吸器装着者数という、客観的データを公開しています。

COVID-19 重症患者状況 (ecmonet.jp)

忙しい臨床の合間に、貴重なデータを集計されていることに心より敬意を表します。

人工呼吸器が必要な重症患者数でみると、東京、千葉、神奈川は緊急事態宣言時に迫る勢いであり、

埼玉では緊急事態宣言時を大きく上回っています(図1、2)。

関西では、大阪を筆頭に、兵庫、京都、奈良で緊急事態宣言時を上回っています(図3、4)。

首都圏や関西圏は、それぞれ、経済社会面における一つの広域地域として、歩調を合わせた対策が必要と考えられます。

図1

図2

図3

図4

↑ 圧倒的に男性が多いですね。

↑ 50代~60代が多いです。意外と若いですね。

以上です。

なかなか話題に上がらないのですが重要な指標だと思います。

 

お読みいただきありがとうございました。



最新の画像もっと見る