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重症者数より見る日本の状況(2021年1月2日)
新規感染者数は検査数により影響されます。一方で、重症者数は、検査数に影響されません。
ただ、都道府県により重症者の定義は異なるようです。
しかしECMOnetは、ECMOや人工呼吸器装着者数という、客観的データを公開しています。
忙しい臨床の合間に、貴重なデータを集計されていることに心より敬意を表します。
人工呼吸器が必要な重症患者数でみると、東京、千葉、神奈川は緊急事態宣言時に迫る勢いであり、
埼玉では緊急事態宣言時を大きく上回っています(図1、2)。
関西では、大阪を筆頭に、兵庫、京都、奈良で緊急事態宣言時を上回っています(図3、4)。
首都圏や関西圏は、それぞれ、経済社会面における一つの広域地域として、歩調を合わせた対策が必要と考えられます。
図1
図2
図3
図4
↑ 圧倒的に男性が多いですね。
↑ 50代~60代が多いです。意外と若いですね。
以上です。
なかなか話題に上がらないのですが重要な指標だと思います。
お読みいただきありがとうございました。