岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

『幕末下級武士の絵日記』 大岡敏昭著   この本はすごく面白い!

2013-04-06 21:25:22 | 
副題は、「その暮らしと住まいの風景を読む」相模書房  自宅で家族が図書館から借りてきていた。 これは素晴らしい本ですよ。 私は今まで武士の絵日記というものに出会ったことがない。 著者は「おそらく、絵日記としては現在のところ発見されている唯一のものであろう」と書いている。 関東平野の一角にあった忍藩十万石(現埼玉県行田市)の下級武士である尾崎石城の文久元年から二年の間、わずか178日間の日記で . . . 本文を読む