山小屋でお昼の弁当をお願いすることが多いのですが、
定番はおにぎり2個とたくあん類です。
ところが「河鹿荘」の弁当は2段重ねの塗箱入り。
もちろん、箱は返却します。
鮎の甘露煮と山菜料理が中心です。
鮎は天然ものではありません。
天然ものなら、こんな値段では無理ですと三船釣師に聞きました。 . . . 本文を読む
じゃぶじゃぶと歩いて渡ることができる小川になりました。
周りの木はブナの木が多いです。
皆さん、ブナを探してどこまでも出かけます。
ブナは森の母と言われます。
優しい木です。
では、森の父は?と高御堂さんに聞くと、
「ミズナラです。」と答えられました。
「ミズナラは森の王とも言われます」。
威厳があるのです。
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山の麓に杉の木が見えます。
かって木地師の人々が住んでいた住居跡です。
下流の人々は、このあたりに人が住んでいると思ってもみなかったのですが、
ある時、上流から木の茶碗が流れてきて、人が住んでいることが分かったそうです。
木地師とは木工を仕事とする人々のことですね。
住居を変える時に、家のあとに杉の木を植えて去っていきます。
その木が写真のように大きくなったのです。
これは京都の岳人の間では有 . . . 本文を読む
高御堂ガイドが立っている傍の木は、
熊に引っ掻かかれ、樹液を吸われたそうです。
まだまだ若い木だったときのこと。
引っ掻かかれたところは穴になっていました。
熊とはツキノワグマ。
高御堂さんは、身長は私ぐらい。体重は80kg(もちろん熊です)だそうです。
「もう少し太った私サイズです」と話されました。
この写真で熊のサイズがイメージできますね。 . . . 本文を読む
右側の男性が、三船ガイドさん。
鮎の友釣りの名人。解禁中は山ではなく渓流の中で過ごされるそうです。
宿の売店には、三船さんが釣った天然鮎の甘露煮が高値で売られていました。
隣の女性は高御堂ガイドさん。
宿の経営者の奥さんです。
お二人とも美山に惚れて、移住してきたそうです。
これから一日、二グループに分かれて源流へと歩いていきます。 . . . 本文を読む
旅行後のリハビリにため、しばらくは皆さまのブログについていけません。
京大研究林のように人間より熊や鹿の多い地域にいくと
人間社会から隔離されてしまい回復に時間が必要になります。
この写真はかやぶきの里を流れる由良川です。
ここから車で1時間。そこからゆっくり歩いて2時間で、源流の最初の一滴にたどり着きます。 . . . 本文を読む