岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

二段弁当!

2009-11-17 21:34:44 | 京都・奈良
山小屋でお昼の弁当をお願いすることが多いのですが、 定番はおにぎり2個とたくあん類です。 ところが「河鹿荘」の弁当は2段重ねの塗箱入り。 もちろん、箱は返却します。 鮎の甘露煮と山菜料理が中心です。 鮎は天然ものではありません。 天然ものなら、こんな値段では無理ですと三船釣師に聞きました。 . . . 本文を読む

由良川がこんなに小さな川になりました。

2009-11-17 21:25:31 | 京都・奈良
じゃぶじゃぶと歩いて渡ることができる小川になりました。 周りの木はブナの木が多いです。 皆さん、ブナを探してどこまでも出かけます。 ブナは森の母と言われます。 優しい木です。 では、森の父は?と高御堂さんに聞くと、 「ミズナラです。」と答えられました。 「ミズナラは森の王とも言われます」。 威厳があるのです。 . . . 本文を読む

先住民の跡。

2009-11-17 21:14:41 | 京都・奈良
山の麓に杉の木が見えます。 かって木地師の人々が住んでいた住居跡です。 下流の人々は、このあたりに人が住んでいると思ってもみなかったのですが、 ある時、上流から木の茶碗が流れてきて、人が住んでいることが分かったそうです。 木地師とは木工を仕事とする人々のことですね。 住居を変える時に、家のあとに杉の木を植えて去っていきます。 その木が写真のように大きくなったのです。 これは京都の岳人の間では有 . . . 本文を読む

熊の爪痕。

2009-11-17 21:04:14 | 京都・奈良
高御堂ガイドが立っている傍の木は、 熊に引っ掻かかれ、樹液を吸われたそうです。 まだまだ若い木だったときのこと。 引っ掻かかれたところは穴になっていました。 熊とはツキノワグマ。 高御堂さんは、身長は私ぐらい。体重は80kg(もちろん熊です)だそうです。 「もう少し太った私サイズです」と話されました。 この写真で熊のサイズがイメージできますね。 . . . 本文を読む

京大研究林にネイチャーガイドさんと入山。

2009-11-17 20:55:36 | 京都・奈良
右側の男性が、三船ガイドさん。 鮎の友釣りの名人。解禁中は山ではなく渓流の中で過ごされるそうです。 宿の売店には、三船さんが釣った天然鮎の甘露煮が高値で売られていました。 隣の女性は高御堂ガイドさん。 宿の経営者の奥さんです。 お二人とも美山に惚れて、移住してきたそうです。 これから一日、二グループに分かれて源流へと歩いていきます。 . . . 本文を読む

清流・由良川

2009-11-17 20:45:36 | 京都・奈良
旅行後のリハビリにため、しばらくは皆さまのブログについていけません。 京大研究林のように人間より熊や鹿の多い地域にいくと 人間社会から隔離されてしまい回復に時間が必要になります。 この写真はかやぶきの里を流れる由良川です。 ここから車で1時間。そこからゆっくり歩いて2時間で、源流の最初の一滴にたどり着きます。 . . . 本文を読む