いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

キタテハ

2018-10-21 22:23:10 | 

昨日は一足先に我が家に来ていたhime 妹ちゃんと一緒に、

久々に峠を登って、休憩所がある山の上まで歩きに行って来ました。

まだ山の紅葉には早いのですが、アケビやソヨゴの実、ノグルミの実、

ノイバラの実、自生している渋柿などを取って来たり(家に帰ってお絵描き)

山のため池の土手で一休みがてら持参したおやつを食べたり・・・

小さな赤トンボたちや珍しいアサギマダラにも出会うことが出来て、

爽やかで気持ち良い秋晴れの午後、とても良いリフレッシュになりました。。


タテハチョウ科の蝶、早春から晩秋まで見られる

ヒヨドリバナにキタテハ(前翅長さ22~34mm)が来ていました。

見間違え易い蝶にシータテハが居るのですが、

キタテハには翅の黒い紋のなかにブルーっぽい小さな点のような物が

あることも見分ける時のポイントの1つです。

(シータテハには水色っぽい小さな点はありません)


見慣れた人であれば、キタテハよりシータテハの方が

翅のギザギザの彫りが深いので、すぐに分かると思うのですが。

私は写真を撮ってから、ちょっとサイトの写真と見比べてみないと・・・

すぐには見分けられませんでした。

ただ、我が家の周辺にはシータテハは居ないような気もします。

。。。って言うか、まだ見かけたことが無いので。



こんな風に完全に翅を閉じていると、

まさか?表翅があんな鮮やかなオレンジ色をしている蝶だとは思えないですよね。



少し表翅が見えて・・・







夏型(地の色がくすんだ黄色っぽい)と秋型(地の色がオレンジ色っぽい)がいるのですが、

夏型の場合は、キタテハとシータテハの見分けが少し難しいらしいです。



裏翅はまるで枯れ葉の縁を浅くちぎった様にみえますよね。

こんな色と形ですから、枯れ葉や枯草の場所に止まっていると、

見逃してしまうかもしれません。



後翅に白色の「く」の字、もしくは「C]の字に見える模様があります。

これはキタテハにもシータテハにも共通して見られるそうです。







秋型のキタテハは成虫で越冬する為、物陰でじっとしているのですが、

ただ、冬でも日差しが暖かい日には、日光浴に出て来る姿を見かけることがある様です。









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マユタテアカネ雄雌

2018-10-21 19:55:29 | トンボ

アップするのが遅れてしまったけど、来年からはもう~見られなくなるはずなので、

今年まで居た記録として、ここに載せておくことにする。

道路工事が本格化して、周囲の木立ちも水たまりも、何もかも無くなってしまうので、

おそらく今まで家の周囲で見られたマユタテアカネもヒメアカネも、

生息出来ない環境になるのは火を見るより明らか。

でも、どうにもできないことなので、・・・

今まで何年もたくさんの写真を撮らせてくれて、観察の楽しみを与えてくれた、

小さな可愛いトンボたちに、そして沢山の鳥、昆虫たちに

感謝の気持ちをここに書き残しておきます。

皆みんな本当にありがとう~。11月28日(記)


10月21日撮影
尾部がクルンとなっているマユタテアカネの雄です。



イノシシ除けの柵に止まっていました。
















イノシシに掘り返された田んぼあとにて。

翅の先に褐色の斑紋があるので、マユタテアカネの雌です。

雌には翅が無色のタイプと斑紋があるタイプの2種類が居ます。















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