今年は3種類のカボチャを種から育てて、畑へ移植しました。
(いつもの年は小さな坊ちゃんカボチャと、普通サイズのカボチャを植える)
去年の秋に、ヘチマみたいな形で岐阜県高山の特産野菜だと聞いて買った「すくなカボチャ」と、
徳利みたいな形でスープに最適なカボチャだと言うことで買った「バターナッツ」の2種類、
食べた後に種を保存して置いて、期待でワクワクしながら育てたのでした。
それプラス、いつもの坊ちゃんカボチャと。
・・・が!!!!しか~し~、どうしたことでしょう~~。
これは、オレンジ色っぽくて徳利みたいな形になるはずのバターナッツか!?
はたまた、シマ模様があるので「すくなカボチャ」なのか?
全くもって、どっちとも分からない、イヤ!どっちでもないカボチャが出来てしまいました。
こ!こんな形に。こんな色に!
いえね、食べたらしっとり甘くてなんの問題も無いんですよ~。
何なら普通のカボチャより美味しいくらいです。
まぁ~大小合わせて凄い数の、出来損ないのカボチャの収穫に、
納屋も倉庫も無い我が家では置き場にも困るわけでして・・・どうしたもんか?と、
いささか頭を悩ませているという嬉しい状況ではありますが、
収穫後10日程経ってから冷凍保存の他、ケーキ、羊羹、スープに、
勿論!定番の煮物、天婦羅など等、消費するのに躍起になっていますが、
これだけあると、中々減らないのです。(姪っ子宅にも食べて貰ってるけど)
白い線が無い丸くて大きいカボチャと、白い線が入っている少クビレがあるカボチャ、
植えた「すくなカボチャ」の面影が2種類のどちらのカボチャにも見当たりません。
ヘチマ形で肌色っぽく長~くなるはずが・・・一体何が起きたというのでしょう~。
こんなことになってしまったけれど、どちらも味は何の問題も無く美味しいカボチャです。
どうしてこんな事になったのか?全く分からないので、ちょっとサイトで検索してみたら、
①「異なる品種を近くに植えると交雑すしますが、実には影響はありません」
②「種子を取り、来年植えると交雑したカボチャが出来る可能性がある」と書かれていたので、
もしかしたら、私が買って来たカボチャを出荷した農家さんの時点で、
近くに「すくなカボチャ」と「バターナッツ」2種類を植えていて交雑が起きていたカボチャだったのかも。
それの種を取って植えたから、交雑したカボチャが出来た可能性アリかな?
「こんなことが起きたカボチャは美味しくなくなる」とかって、
ちょっと読んだ覚えがあるのですが、
それは当たってなくて、美味しいから良いんですけどね~。
ただ、思い描いていたような「すくなカボチャ」と、
「バターナッツ」を収穫出来なかったことはとても残念です。
「すくなカボチャ」に関して言えば、やっぱり地域限定というのか?
その地域の気候風土があって長年守られてきた品種の特産野菜だから、
食べた後の種から同じ物を育てるのは無理だったのかもしれないですね。
この下にも写真が5枚ありますが、
今年の訳ありカボチャの記念にと・・・貼り付けています。