いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

オニヤンマ

2018-10-05 00:17:18 | オニヤンマ

昨日は白菜、大根、の間引きをして肥料を入れて土寄せをしました。

その後、サツマイモの収穫もお昼過ぎまでかかって終わらせることが出来ました。

雨の降る前までに済ませられてヤレヤレです。

ところで、我が家は白菜大根をはじめ全ての葉物野菜たちに防虫用のシートを掛けています。

そこで心配になるのが強風でシートが飛ばないか?ってことです。

(一応、1m30㎝程の重い鉄の棒でシートを押さえていますけどね)

それと言うのも明日には又しても台風が来ますよね~。

今回はこれまでとはコースが違って台風の右側に位置するので、

どの程度の風が吹くのか・・・いささか心配しています。

それにしても、今年は台風の当たり年って言うんですかね~。

次から次からやって来るので、本当に~息つく暇も無いような。。。。。

せっかく育ってきた野菜のチビちゃんたちに被害が無ければ良いのですが。


8月21日午後16時18分に撮影。

もう~1ヶ月半以上も前に結構遠くに離れていたけど、ヤンマらしきトンボを撮っていた。

・・・けど、やっと1枚撮れただけだったので、そのまま忘れていたのですが、

9月11日にヤンマを捕まえたので、そう言えばあの時に撮った大きなトンボは

何ヤンマだったんだろう~?と思い出して・・・



拡大してみるとこんな感じです。オニヤンマっぽい気がする。



さらに拡大してみると、ほぼ間違いなくオニヤンマの様です。

複眼の色と左右の複眼の接し方も。そして、胸部の太い2本のラインもハッキリと

オニヤンマの特徴をクリアしています。


9月11日11時38分に撮影

裏の田んぼあとでちょとした作業をしていた時、妹が「あぁ~!オニヤンマが落ちて来た~」と。

そう言うと畦の草の中から大きなトンボを手に持って近づいて来ました。

何でもトンボ同士がバトルををしてると思ったら、次の瞬間に落ちて来たと言う。

私はその様子を見てなかったけど、確かに太さと言い大きさと言いオニヤンマらしくて。

作業もそっちのけですぐにカメラを持ち出して撮影しました。



頭部と胸部の境、胸部の上部に見える黄色の「ハ」の字の紋、

そして複眼と複眼が僅かに接していることを確認。



胸部側面の太い黄色のラインもオニヤンマの特徴の1つ。


この個体は腹部の先端に突き出た産卵管が見られるのでメスだろうと思われます

オニヤンマは日本最大のトンボです。

頭部から腹部先端までの長さが9~11cmに達します。

オニヤンマ科に分類されるトンボの1種です。

ちなみにヤンマ科のトンボではありません。



一見オニヤンマかな?と思えるトンボが何種類もいますが、

コオニヤンマやウチワヤンマなどはサナエトンボ科のトンボで、

複眼の左右が離れて接していないことでも見分けられます。


どれだけ厳しい環境をくぐる抜けて来たのか?
翅の傷みもかなりヒドイし、全体的にもくたびれた感じです。


成虫は6月~9月頃に発生します。

その季節には雄が小川の流れの一定区域を往復飛行する姿が良く見られます。

よく見かける夕方どき、低空で一直線に凄い早さで飛び去った後、そのまま待って居ると、

ほんの少しの間を置いて同じコースで戻ってきて飛び去る・・・を繰り返すのです。



往復飛行については、オスは羽ばたくものは全てメスとみなしてしまい、

出会うオスもメスとみなして追いかけてしまう習性があると。

つまり縄張り維持の為の行為では無いことが最近わかったんだとか。

で、このオニヤンマ(メス)は、バトルをして居たのではなくてオスにアプローチされていたものかと・・・



写真撮影のあと放して上げると、1度別の木に止まってから、

このケイトウの花へと移動して、暫くムシャムシャ口を動かしている風でした。

が!近くにアリが来たので、アリをどかして上げようとした途端!

サッと飛び立って高く高く飛んで姿が見えなくなりました。

全体的にかなり傷んでいたので、実の所は飛んで行けるのか案じていたのですが、

ちゃんと高く飛べて「おお~良かった!まだ飛ぶ力はあったんだ~」と、

心配してただけに、妙に嬉しくてホッとしました。






コメント
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