秋の七草と言うと、ススキ、キキョウ、ナデシコ、クズ、萩、フジバカマ、
そして、オミナエシですよね。
我が家の裏の谷水が流れる細い用水路の縁には、毎年オミナエシが咲きます。
昔むかし、此処で両親が稲作をやって居た頃から馴染んだ花ですが、
来年は此処のオミナエシを見ることは無いでしょう~。
いよいよ道路工事が始まるので。
子供の頃、この谷水が流れる小川のほとりで咲いていたカワラナデシコも、とっくの昔に姿を消し、
いつの頃だったか小川はコンクリート製の用水路に変わり、それ以前に稲作を止めたことで、
畦の草刈りもしなくなって、それでも最近まで細々と咲いていたリンドウもついに咲かなくなりました。
(草刈りをしないと小さな野草たちは育てる状態ではなくなる)
そして今、又、道路工事でオミナエシも姿を消す運命です。
様々な事情で環境が変われば、それまでと同じ様に花を咲かせることが出来なくなったり、
トンボやチョウたちが育まれる環境が失われてしまうのは、とても残念なことです。
野草、昆虫、野鳥など、それら皆の生きる場所が人間の便利さ追及の為に失われるわけで・・・
人は便利さを求め続けて何か大切な物を失っていくことに、
気づけないものなのかもしれないですね。
私も含めて、無くなってから気が付くという。。。
今年はなぜか?アゲハチョウがいつもの年に無いほど、
我が家の近くで発生したらしく、長い期間沢山のアゲハチョウが見られ、
写真もたくさん撮ることが出来ました。
2つの鉢植えの柑橘類の葉っぱが見事にどれもこれも、
丸坊主になってしまったことと幾らかの関係があるかも・・・
なので、来年の為にアゲハチョウが卵をたくさん産みに来るように、
もう~1つ2つ、ユズかキンカンの鉢植えを買って来ようかと考えています。
今までの経緯からすると、アゲハチョウだけでなくナガサキアゲハや、
モンキアゲハも卵を産みに来てくれる可能性大ですからね。
春までに鉢植えを増やす気、満々です。