ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

眼科受診

2018-07-27 | ほとほと日記
今日と明日は仕事はお休みです。


今日は目薬が無くなったので、約4か月振りに眼科に行きました。

いつも診察の前に眼圧と視力を測ります。

私は生来左眼の視力が弱く、0.1ありません。

右目は健常値なのですが、このところ視力が少し低下したような気がして不安がありました。

測定すると1.2あり、内心ホッとしました。


主治医は、私と同じくらいの年齢の男性です。

いつも「右目だけで見ているから疲れるでしょう」とねぎらいの言葉を掛けてくれる、とても良い先生です。

今日は、「遠近感もないし」とも言われました。

(そうか、自分は立体というものを本当に見たことはないんだな)

(多くの人と違う世界を見て生きてきたんだな)

と、改めて思いました。

0.1弱でも、光の濃淡や色彩はありますから、片目で見るのとは多少は違うでしょうが、私はいわゆる「3D映画」を見ても画面がぼやけるだけで飛び出しては来ないので、やはり立体を知らずに生きてきたのでしょう。


それは自分のいくつかある根源的欠落感のひとつです。

でも、人間はある機能が欠けると、生存のために別機能が発達して補償しようとするものです。

私もそうして生きてきたに違いない…と思うようにしています。