ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

労働者階級

2018-07-07 | ほとほと日記
今日も仕事です。


今日で4日連続勤務。

本来は明日がお休みでしたが、急きょ午前出勤になりました。

その分、あさってが半休。

結果として8日連続勤務です。


もちろん、半休を2日とっても1日休む事にはなりません。

休みというのは物理的にも精神的にも職場から離れる事だと思います。

そうでなければ心身の緊張が解けない。


有料老人ホームの離職率が高いのは、休みが固定していないのも一因だと思います。

月9日の公休があり、希望休が2日取れます。

でも、自分の来月の休日が分かるのは、たいてい20日頃。

AからFまでの勤務形態があり、シフト変更も多い介護スタッフは、ギリギリ月末まで予定が分からない事もしばしばです。

そういう生活をしていると、長期的な予定が組みづらく、「その日暮らし」的な感覚になり勝ちです。

そう言う倦んだ生活に限界を感じて離職届けを出す…という場合が多いと感じます。

ただ、辞めてもたいていの場合は似たような職場(或いはよりひどい)にたどり着くようですが…。


つくづく老人ホームの職員は「疎外された労働者階級だなあ」と思います。

私は高校生の時に読んだアラン・シリトーの作品群を思い起こすことがあります。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。