ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

イライラ休日

2016-02-24 | ほとほと日記
今日は仕事はお休みでした。


このところ、職場でいつもイライラしています。

電話中に別の電話が鳴る。来客のチャイムが鳴る。

自分本来の仕事も滞っているのに、次々と新しい業務が入る。

やはり、人員削減の影響です。


今日は家で出来るだけまったりしようと思いましたが、やはりイライラが抜けませんでした。

現実問題として、人数が減れば同じサービスをするのは無理です。

少し考えを変えて行かなければ…と思い始めています。




生存発信機

2016-02-23 | ほとほと日記
今日は仕事です。

昨日は寝坊をして、朝、ブログが書けませんでした。

職場に行くと、看取りの方が亡くなる、入院されていた方が急きょ転院になると、忙しく過ごしました。

帰って来ると疲れてすぐ眠ってしまいました。

それで結局ブログはお休みになりました。

私にとってこのブログは、とりあえず元気にしています…と言うことを伝える家族や友人知人に向けた発信機と言う意味合いがかなりあります。

昨日は発信出来ませんでした。

忙しくて発信出来ないのはともかく、今後つらくてその気力すらない…と言うことにならなければ良いなあと改めて思っています。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康に暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。

2016-02-21 | 信仰

今日も仕事はお休みでした。

約二か月ぶりにミサに与りました。

ミサの最後で、醗酵していないパンを司祭から受け取る聖体拝領と言う儀式があります。

その間は拝領歌と言って、典礼聖歌が歌われます。

今日は、一曲目の良く知られた聖歌の後に、どこかで聴いたことのあるメロディがオルガン奏者とギター奏者によって奏でられました。

中島みゆきさんの『糸』でした。

私は、現役の日本の歌手が作った曲が聖体拝領で演奏されたのを初めて経験しました。

しかし、それはとても私の心に染み入り、涙が出そうになりました。

 

なぜめぐり逢うかを 私たちは誰も知らない

いつめぐり逢うかを 私たちはいつも知らない

どこにいたの生きて来たの 遠い空二つの物語

縦の糸はあなた 横の糸は私

逢うべき糸に出逢えることを 人は仕合わせと呼びます

 

中島めぐみさんが、現代日本の最も優れた詩人の一人であることは、多くの人が認めているところでしょう。

その普遍的な言葉は、まさに聖体拝領の場にふさわしく思えました。

 

中島みゆき 『糸』歌詞 youtube

 

 

 

 


命の息吹

2016-02-20 | ほとほと日記
今日と明日はお休みです。


今月唯一の連休、しかも土日休みと言うことで、いつも以上にリラックスモードで過ごしました。
昨夜は職場の同僚の送別会がありました。
以前同僚だった仲間も何人も駆けつけてくれて、懐かしくも楽しい夜を過ごせました。
宴は夜10時半近くまで続き、早寝の私は途中ウトウトしましたが、何とか最後まで頑張りました。



昨日の昼間は、昨年秋まで同僚だった生活相談員さんが、昨年暮れに生まれた長女を連れてホームに来てくれました。
そして私に、生後二か月半のその女の子を抱っこさせてくれました。

とても発育の良い赤ちゃんなので、ほっぺもおててもあんよもぷりぷりしています。
でも、抱っこし慣れていない私は、手のひらに汗をかきました。

赤ちゃんは、もちろんとても可愛い。
でも、まじかでじっと見ていると、ただ「可愛い」だけでなく、目、鼻、口、腕、足…と言った体の各部位からも、皮膚や表情からも、まさに命の息吹が感じられます。
細胞の呼吸、生長の脈動が伝わってきます。

私は、全く持って感動してしまいました。

まだその余韻が、私の感覚に残っています。







文体への憧れ

2016-02-19 | ほとほと日記
今日も仕事です。

作家の津島祐子さんが亡くなりました。

私はずっと以前に『光の領分』という短編集と何編かの随筆を読んだきりでしたが、内面的で繊細で、なおかつユーモアを含んだ文体には良い印象を抱いていました。

その後は扱うモチーフも広がり、純文学の主要な賞をほとんど受賞されているようです。

でも、大家然としたところは待ったくない人柄のようでした。

私は今の仕事に就いたこの十二、三年全く小説も随筆も読まなくなりましたが、四十代前半までは書店と図書館が数少ない棲息地でした。

文学作品に触れながら優れた文体を持つ方には憧憬の念を抱いていましたが、津島祐子さんもそのお一人でした。

デビューしてしばらくはどうしても「太宰治の娘」と言う枕詞がついていたようでしたが、ご本人の努力と資質でその「宿命」を全く問題にしない作家となられたのは、大したものだと思います。


今夜は、職場の同僚の送別会があります。

久しぶりにおおぜいの人が集まり、楽しい夜になりそうです。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。