ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

名言

2016-02-06 | ほとほと日記
今日は仕事はお休みでした。


2月はキレイに毎週水曜と土曜日がお休みです。
それ以外には、日曜と月曜が一日ずつ。
水曜と土曜を休むのは、内科往診がないのが一番の理由です。
内科往診がある日は、ご家族を呼んで医師の説明を聞いて頂いたり、紹介状を医師に書いてもらって急に受診(場合によっては入院)になる機会が多いのです。
休みが決まっているのは、精神的には何となく楽です。


午後、EW&Fのボーカリスト、モーリス・ホワイトが亡くなったことのニュースで知りました。
今年は私が十代の頃に聴いていた英米のミュージシャンが亡くなるなア…と思います。
Youtubeで『セプテンバー』や『ブギーワンダーランド』などの代表曲を観て偲んでいました。

すると、Youtubeに宇多田ヒカルさんの2004年の武道館ライブが上がっているのを見つけました。
二時間以上ありましたが、観始めたら全て観てしまいました。
このとき21歳の宇多田ヒカルさんには、少女から女性になる時期の生命力と、彼女特有の屈折感がありました。

観終わって、ふと、茨木のり子さんの『私がいちばんきれいだったとき』を連想しました。

わたしがいちばんきれいだったとき、
わたしの国は戦争で負けた
そんな馬鹿なことってあるものか
ブラウスの腕をまくり卑屈な町をのし歩いた


夕方からはお酒を少し飲みながら、ぼんやりと映画などを観ていました。
BS放送でとても多いのが、健康食品のコマーシャルです。
特に中高年の女性を対象にしたサプリメント広告は、ときにその「美」に掛ける気迫に圧倒されています。
今日観たCMの、ジュデイ・オングさん(64歳…と年齢が記されていました)の言葉に私は思わず唸りました。


私はいつでも、「今日が人生でいちばん若い日」と思っているんです。


これはひとつの真理ですね。
マザーテレサの「昨日は去りました。明日はまだ来ていません。さあ、今日始めましょう」に通じるものがあります。

のんきな休日ですが、名言を得た思いがありました。