ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

マウスピースと長い夢

2015-06-20 | ほとほと日記
今日は仕事はお休みでした。

おとといから、いつも使用しているマウスピースが見つかりません。
歯医者さんで作ってもらったものです。
私は歯ぎしりがひどいらしく、義歯を何度も破損させてしましました。
そこで、「寝るときは必ずするように」と、作ってもらったのです。
そういう人はけっこういるらしいのです。
(自分以外には会ったことはありませんが…)

寝ているときはもちろん、部屋で一人でいるときはほとんど嵌めていました。
仕事中も歯を喰いしばるので、このところ職場でも電話で話すとき以外はするようになりました。

そうなると、ほとんどクセになっていて、この二日は何だか気持ちが落ち着きません。
実際、昨日おとといと、寝つきがかなり悪くなりました。
それと関係あるかどうかはわかりませんが、この二日間はやたらに長い夢を見ました。
夢は毎晩見ていて、忘れているだけだ…という話を聞いたことがあります。
それが本当かは分かりませんが、とにかく登場人物の多い夢を二日連続で見ました。
それもけっこう疲れるものです。

このままでは生活に支障が出る…と、次の休みに歯医者を予約しました。
新しいマウスピースを作ってもらうつもりです。

色んなことが起こるなあ…と思います。




あと一日

2015-06-19 | ほとほと日記
今日は仕事です。

昨日と今日の二日しか働かないのに、「今日一日行けば休みだ」とホッとしている自分がいます。

朝の7時15分に職場に行って夜6時半頃上がる…と言う基本勤務スタイルは変わりませんが、仕事の密度がグッと濃くなりました。

ときどき頭の血管がモコモコと張っているような感覚があり、不安です。

中年介護スタッフが力尽きて剥がれ落ちるように少しずつ退職していきます。

まともな挨拶も出来ずに別れた彼らの今後の人生を思うと、明日は我が身か…と、不安になります。

ともかく、今日一日。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。



燃え尽きない

2015-06-18 | ほとほと日記
今日と明日は仕事です。

全般に本来の仕事の予定が押されがちになっていますので、ネジを巻き直して行かないとなりません。

今月初めの二日連続の外部研修で、二日目の午後に強い疲労感に見舞われました。

最後にレポートを書く際には集中力が全く欠き、まともに仕上げられませんでした。

そんな事態は初めてで、ショックを受けました。

その研修には青森県から山口県まで、全国から参加者が集まっていました。

盛んに「バーンアウトしないようにね」と言う体験に基ずく助言をしあっていて、聴いていてホッとしました。

今とは状況は違うけれど、私も現在の職場で精神的に潰れた経験があります。

何とか心身の均衡を保ちながら仕事をして行きたいと思います。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。



常識のウソ

2015-06-17 | ほとほと日記
今日は仕事はお休みでした。


十数年前に起こった猟奇的少年犯罪の当事者の手記が話題になっています。
出版そのものに批判を受けた出版社が、ホームページで見解を発表しました。
その内容をざっと読むと、やはり違和感がありました。

「事件を起こした当事者の衝動は特殊なものでなく少年期に普遍的なもの」「社会の闇が生み出した事件」というような事が書かれていたからです。
こういう論理は、往年の連続ライフル殺人事件などの少年事件でもありました。
当時盛んだった左翼的言論人が「悪いのは犯人ではなく、彼を生み出した社会だ」というような論を張っていました。

若い頃は私も(そうなのかな?)と思っていましたが、年齢を重ねた今となっては「違う」と言えます。
どんな環境にあっても、他者を害さない人間は、他人を決定的に攻撃したりはしない。
また、どんな恵まれた環境に育っても、他者を責め、攻撃しなくては済まない異常な人格はあるのです。
少なくとも「暴力性は少年期に普遍的な衝動」というのは、常識のウソだと思います。

今年初めに川崎で起きた少年事件なども、社会で進む階層化の影響はあるでしょうが、決定的なのは本人の資質だと思います。


今日は、一日かけて仕事を少しだけやりました。
職場なら30分で出来ることなのに、休日だと艱難辛苦してようやく…という有様なのは、何故でしょうか。


厳しい現実

2015-06-16 | ほとほと日記
今日は仕事です。

最近は愚痴ばかり書いていますが、このところは心身ともにとても疲れます。

4月から始まった新しい業務は、新しい案件が次々と入ってくるタイプのもので、長い目でじっくり取り組むことの多いホームの業務とは本質的に異なります。

職員配置数が厳しい中ですから、よけい大変で、職員もお客さんもストレスが高くなる一方です。

こんな仕事のやり方がずっと続くのだろうか…と思うと、本当に不安になります。

また愚痴ってしまいました。

でもこれは私個人の愚痴と言うより、高齢者介護の世界に突き付けられている本質的な課題だと思います。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。