ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

夏バテ

2013-07-26 | 祈り
この二、三日、どうも心身がぐったりとしている。

珍しく、朝、食欲がない。
一口に言えば夏バテだろうか。

もうひとつ、三日前に起こった「悪霊の企み」とすら思われる偶然に囚われていて、それからは「何か凶事が起こるのではないか」という思いが強い。

大丈夫、自分は神様に護られている…と言い聞かせる。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に仕事を終えますように。
精霊の働きで悪霊の企てから私と家族をお守り下さい。
お祈り致します。




大人ジブリ

2013-07-25 | 映画
今日は休みだったので、宮崎駿監督の新作『風立ちぬ』を観てきた。

新宿まで朝9時半の回を観に行ったのだが、上映館の新宿ピカデリーが巨大なシネコンビルになっていたのに驚いた。

もうひとつ驚いたのは、フロアには大勢の人が開場を待っていたけれど、その中に少なからず高齢者がいたことだ。

特に後期高齢者と思われる男性が複数いて、落語や観劇ならともかく、一般の封切り映画ではあまり記憶にない光景だった。

作品は良かった。
『もののけ姫』や『千と千尋の神隠し』のような果てもないイメージの連鎖…という作品世界ではない。

より端整に一人の飛行機設計技師の実直な半生を描いていて、爽やかであると同時に、「人の生き方」について宮崎駿監督が率直に語っているようにも感じられた。

死者の鎮魂が感じられる関東大震災の描写や主人公と妻の哀切に満ちた出逢いと別れなど、確かにこれは長く生きてきた人の作品だ…と思えた。

その意味では、今日の客層はきちんと『風立ちぬ』という作品の質を反映しているものであった。

上映前、高畑勲監督の『かぐや姫』の予告編が流された。
これはまた、洒脱で都会的に切ない高畑ワールドを予感させるもので、大人ジブリ揃い踏み…と思わせた。






不安感

2013-07-24 | 祈り
昨日の仕事帰り、途中から土砂降りとなり、全身ずぶ濡れとなった。


昨日の朝、ちょっとびっくりするような偶然があった。

それも良くない意味で。

それに一日引っ張られた。

昨日はつらい一日だった。

私にはやはり変なものが憑いているのではないか?

久しぶりにそんな感情に囚われた。


とにかく、今日一日。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に仕事を終えますように。
悪霊の企みからお守り下さい。
お祈り致します。

ショートステイ

2013-07-23 | ほとほと日記
私の勤める老人ホームは、ずっと亡くなるまで滞在する、いわゆる「終身型」の入居が基本だ。

しかし、このところ入居者数が目減りしていることもあり、短期の滞在、つまりショートステイも増えてきた。

特にお盆の時期はお嫁さんの里帰りなど、ショートステイの格好のシーズンだ。

すでに予約がいくつか入っている。

ショートステイははっきり言ってお金にはならない。

ただ、地域のケアマネさんに顔と恩義を売るメリットがある…とされる。

でもご入居者にとっては終身もショートも不安には変わりない。

何とか無事に過ごして頂きたい…と願っている。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に仕事を終えますように。
お祈り致します。

選挙結果

2013-07-22 | ほとほと日記
昨日の夜はけっこう遅くまで選挙速報を観ていた。

そして朝のニュースで、改めて結果を確認した。

昨日の八時の段階で放送局各社が出口調査から予測した数値とほとんど変わらなかった。

選挙前の予測とも。

そういう意味では驚きも期待もない選挙結果だった。

日本の国政選挙の投票率は欧米各国と比べてもかなり低いと言われる。

それは確かに良くないことだ。

しかし、どの政党であっても見られる、当選者とその支持者たちの万歳三唱の光景をテレビで見ていると、妙に白々しい気持ちになり、無力感に見舞われることも確かだ。

彼らの「合否と」自分の人生とに何のカンケイがあるのか?…。


今日から三日仕事です。


神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが無事に仕事を終えますように。
お祈り致します。