ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

面会、事故

2013-07-15 | ほとほと日記
昨日はとても面会が多かった。

このところの入居者のご家族は熱心に面会される方が増えた。

以前は大企業の役員や高級官僚やお医者さんが多く、おっとりしている反面、頻回に面会には来られない傾向があった。

最近は比較的一般的な経歴に近い方が増えて、以前に書いたように要望が細かくなったが、面会は熱心である。

良く面会されるから細かいところまで目につく…ということもある。

でも、キチンと運営していれば、きっと理解される…ということでもある。

老人ホームの仕事には派手な要素は何もないので、いかに個々の職員が日々の些事をこなしていくか…だけだ。

それはともすれば徒労感に襲われることなので、職員が孤立しやすいような人員配置の薄いホームは疲弊した職場となり、事故が多発する。

最近、老人ホームでの死亡事故が報道されるけれど、その真因の見当はつく気がする。

神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
家族が皆、健康で暮らせますように。
友人たちが実りある休日を過ごせますように。
お祈り致します。