ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

人間関係

2012-07-08 | ほとほと日記
何日か前に、私の働く老人ホームに次々と来ている「中年新人ヘルパー」のことを書いた。

この一ヶ月で5名が新しく来た。

ザット言って、50代女性2名、ほぼ50代男性1名、ほぼ40代男性1名、ほぼ30代男性1名。

私は別職種なので良くは分からないけれど、押しなべて苦戦しているようだ。

介護ヘルパーには大きく分けて「訪問ヘルパー」「入居施設ヘルパー」に二分される。

老人ホームはもちろん後者だ。

入居施設ヘルパーは給与面では訪問ヘルパーよりは良いが、夜勤があったり早番があったりで、身体的にはつらいかも知れない。

でも、彼らが最も悩むのは「人間関係」である。

介護職はABCDEFと六つのシフトで働いている。

そう考えると、介護職同士の勤務時間は擦れ違っているのだが、かなり直截的に先輩から強い注意や叱咤がある世界なので、どうしても苦しくなってくるらしい。

しかし、傍から見ていると、「2年辛抱すれば良いのになあア」と思う。

離職率が高いので、2年もすれば中堅になれる業界だからだ。



でもこれは、私自身にも言えることかもしれない。

人間関係が苦しくとも、必ず状況が変化するのだから、辛抱する。

まさに、他山の石であった。