ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

達成感

2020-09-17 | ほとほと日記

今日と明日は仕事はお休みです。

 
今日はとても充実した一日でした。
 
 
まず、新宿の大学病院まで痛風の定期診察に行きました。
 
この三ヶ月半はストレスの強い生活を送っていたこともあり、きっと悪い数値が出るだろう…と、内心で案じていました。
 
ところが、採血採尿結果はしばらくないほど良好な数値なので驚きました。
 
今年になって悪い数値が続いていた悪玉コレステロール善玉コレステロールの値が正常値になっていました。
 
肝臓の数値もずっと悪い方に高かったのですが、久しぶりに正常値。
 
ここ5日間の断酒と、夜に炭水化物を摂らず野菜と鳥むね肉を食べている効果としか思えません。
 
主治医に告げると同意していました。
 
この思いがけない結果は喜ばしく、自信にもなりました。
 
 
病院の後は神田神保町の三省堂本店に本を買いに行きました。
 
二十代から三十代の初めに掛けて、私は神田神保町にどれだけ行ったか分かりません。
 
書店街もですが、喫茶店もたくさんあるこの街は、屈託していた私の青春期のまさにオアシスでした。
 
特別に思い入れのある街ですが、じっくりと歩くことは十年くらいなかった気がします。
 
三省堂ではお目当ての本を買えて良かったのですが、その後に界隈を歩いて驚きました。
 
たくさんの書店が消えて、ドラッグストアやコンビニに変わっていたからです。
 
神田神保町と言えば世界最大の古書店街として長らく知られていたのに、ドラッグストアとコンビニの街になっていたのは、かなりのショックでした。
 
本をすっかり買わなくなり、たまに買うのもネットばかり…という私には嘆く資格もないでしょうが、青春期の風景が失われるのは淋しいものでした。
 
とは言うものの、母校の周辺をじっくりと歩けたし、「お茶の水でチャーシューメンを食べる」という隠れテーマも果たせたし、とても良い時を過ごせました。
 
その後更に「実家からいちばん近いユニクロに行きチノパンを買う」という難題も達成しました。
 
 
一日でこんなに活動できたのは、先週土曜までひどい不眠と人間恐怖に苦しんでいたことを考えれば、まことに夢のようです。
 
大袈裟でなく、「生きてて良かった」と感謝したことです。