ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

話し合い

2017-04-07 | 家族
今日と明日はお休みです。


今日の午前中に実家に行き、父のケアマネさんとお話をしました。
父は自宅で転倒してこの前の日曜日から入院をしています。
幸い骨折はしていなかったようです。
ただ、90歳という年齢と、過去に二度脳梗塞の既往がありますので、病院も慎重になっているようです。
今後の見通しと、自宅に戻ってからのケアについて、現在分かっている情報をもとにケアマネさんとお話をしました。
いわば同業者ですが、私は在宅介護の経験はないし、実家近くの医療や介護の実際も知りません。
その点はやはり的確な助言をもらい、とても有意義な話ができました。



午後から父の見舞いに行きました。
父はすっかり痩せていましたが、話をすると認知状態が大きく低下しているというわけではなさそうでした。
声をかけていったん起きたのですが、すぐに眠りにつきました。


これからリハビリをしていくことになります。
高齢者のリハビリは、本人の意欲が一番の課題です。
私は90歳の父が、心身とも転倒前の姿に戻るとは考えていません。
それを求めるのはむごいことだ…とすら思っています。
父に回復する力がどこまで残っているかは、すでに神様のみが知る領域に入っていると思います。

ただ、痛みや苦しみのない最晩年を送って欲しいし、それに対してはできるだけの援助をしたい。

そして願わくば、家族そろって実家近くのファミリーレストランに食事に行きたいと思っています。