ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

都知事辞職

2016-06-15 | ほとほと日記
今日は仕事はお休みでした。

昨日はgooブログが昼過ぎまでメンテナンスをしていて、家に帰ったのが10時近くと遅かったため、ブログの更新が出来ませんでした。


朝から、舛添東京都知事の動向で持ちきりの一日でした。
午前中に辞職意向のニュースが流れ、(やっとか…)と思いました。


私は、芸能人の不倫とか元野球選手の覚せい剤事件とかは、どんなに世間が騒いでいようと、内心では(どうでもいいや)と思っていました。
それをビジネスにしているマスコミ関係はともかく、直接関係ない人たちがなぜ熱心に批判するのか、そもそも関心を抱けるのかがさっぱり分かりませんでした。
企業の犯罪行為報道にも「ひどいことするな」と思っても、そんなに強い感情はおきません。
でも、今回の一連の報道には、ずっと強い不快感を感じていました。


ポイントはやはり「公費を私的快楽のために横領した」と言う点にあるのだと思います。
私も介護保険と言う公費に支えられた制度の末端で仕事をしています。
日頃、数十円単位でも「申請に間違いはないか?」とピリピリしながら働いています。
それが、建前上は公僕である都知事が湯水のように公費を横領していたとあっては、やり切れなくてたまりません。
とにかく「顔も見たくない」と言う気持ちになっていました。


ただ、今後の新都知事選びの話題になると、予想される候補者の名前を聞いただけで気持ちが萎えてきます。
なぜこうも知名度重視の、タレントめいた人物ばかりなのか。
行政に関する実務能力が高くて出来るだけふつうの倫理観を持っている人が良い…と思うのですが。


以前、私のホームに区議が入居相談に来ましたが、その態度の横柄さに、対応した営業担当があきれていました。
区議レベルそうなのですから、もっと高いレベルの政界となればモンスターじみた魑魅魍魎が跋扈していて、常人の感性ではとうてい耐えられないのでしょうが…。


私も都民ですが、恐らく選択肢がなくて困る…と言うことになると思います。