ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

入学式

2016-04-06 | ほとほと日記
今日は仕事はお休みでした。


朝、自転車でスポーツクラブに行く途中、たくさんの親子連れが歩いているのに出くわしました。
近くの小学校で入学式があったのです。

私の住む地区周辺には、次々と大きなマンションが建設されています。
小さな子供も増えている印象があります。
今日も、とても多くの親子が来ていました。

特徴的に思ったのは、ほとんどが両親揃っての参式していること。
いわゆる平日の午前ですが、今はお父さんも仕事を休んで…というのが常識なのでしょうね。
もちろんそれはとても良いことだと思います。
小学校の校庭に沿って立つ何本もの桜が揃って満開で、まさに入学式日和…という「絵柄」を作っていました。

約三時間後、スポーツクラブから帰って来た時に見かけると、入学式は終わっているようでした。
でも何組もの親子連れが残っています。
『入学式』と言う大きな立て看板を背景に、順番に記念写真を撮っているようでした。


私が小学校に入学したのは、今からちょうど五十年前です。
おそらく母だけが一緒に来たと思いますが、覚えていません。
入学式のとき、同じ一年二組になるテラウチ君と隣り合わせたのは覚えています。
テラウチ君はとても良くしゃべり、私は何だか圧倒されていました。

あのときにも満開の桜が私たちを祝ってくれていたでしょうか?
すごく遠い、でも心がホッとするモノクロの情景が頭に浮かびました。